赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

中国の「白色革命」の行方 topics(668)

2022-12-02 12:00:00 | 政治見解



topics(668):中国の「白色革命」の行方


11月24日夜に、ウイグル自治区のウルムチ市にある高層ビルで火災が発生。幼い子供を含む、44名の犠牲者が出ました。この事件を発端に、中国全土、そして世界で抗議運動が始まりました。何も書かれていないA4の白紙を持つだけの抗議活動「白紙革命」。この抗議活動が、今、習近平率いる中国共産党にとって大きな脅威となりつつあります。

果たして、この革命は中国にどのような影響を及ぼすのか? 専門家の分析をお伝えします。



■革命の芽は出ていた

中国では、白い紙を持ちコロナ対策に対する抗議の意を示すという、いわゆる「白紙革命」が起こっています。発端となったのは、ウルムチで起きた、44名の犠牲者が出た火災。

ウルムチは、コロナ対策のためにロックダウン中で、ビルの扉も開けられないよう溶接され、鉄の鍵が外からかけられていました。火災から逃げようとしても、外に出られない。その凄惨な事件で亡くなられた被害者への追悼。それが「白紙革命」の始まりです。

実はその前から、革命の芽はありました。10月13日、北京四通橋で1人の男によって掲げられた横断幕のスローガンは、「不要封控, 要自由(封鎖はいらない。自由がほしい)」というもの。

10月23日、上海市内では、2人の若い女性が「不要 要 (いらない。ほしい)」という横断幕を持って練り歩きました。そして、事件から2日後の11月26日、中国全土で起きたのは何も書かれていないA4の白紙を持つだけの抗議活動。

この白紙革命で証明されたのは、10月13日の北京四通橋のことが中国全土に伝わっていること。もはや字が書かれていなくても、封鎖は不要、自由が欲しいと言う誰もが願う共通意識がそこにはありました。このスローガンが中国人の共感を呼んだことが判明したのです。そして、中国人民は政府のゼロコロナ対策をよく思っていないということ。

このコロナ対策が、公共衛生のためではなく、権力維持の為にしていると人民が気付き始めているということです。


■習近平はどうする

実は習近平は第20回共産党大会の時に「カラー革命は絶対阻止しなければいけない」と何度も言っていました。
カラー革命とは、チュニジアで起こったジャスミン革命やウクライナで起こったオレンジ革命、そして香港の黄色の雨傘革命に見られる民衆レベルで自然発生的に起こった反政府運動です。それほど、この民衆による運動を恐れているということです。

今回、白紙革命によって、ゼロコロナ対策が解除された都市もありますが、これは決して習近平が妥協したわけではありません。人民の声を受け入れるように見える一方で、警察等には一人一人、携帯の中身を確認させています。つまり、実質の両手戦略。

妥協しているように見せる一方で、実は弾圧する準備をしている。中国人のよくやる手口です。今回の場合、このゼロコロナに関して言えば、少なくとも習近平にとって敵は5つあります。

1,中国人民
2.コロナウイルス
3.宣伝
4.コロナ利権
5.党内反対勢力

これらは習近平にとって、どれをとっても絶対油断できない5つの敵です。


■本物の革命になるための7つの鍵

ではこれからこの白紙革命が本物の革命になるために何が必要なのでしょうか?

白紙革命は実際に中国共産党政権を打倒できるのでしょうか?

ポイントは7つ。7つの鍵が全部そろった段階で本物の革命になっていきます。

その体制転換の鍵とは…
1,訴え
2.シンボル
3.連帯
4.組織
5.長期支援
6.体制内部支援
7.国際社会支持

今現在の白紙革命にあるのは、1〜3番の鍵のみです。けれども、革命が始まった11月26日から、たったの2日間で中国全土に広がりました。この運動は完全に消えることは決してないと思います。

これが更に大きな力になるには4〜7が必要となります。どうなっていくのかは、恐らく習近平政権の鎮圧の度合いによってまた違ってきます。

白紙革命は本格的な革命になるかどうかの判断はまだ早いですが、これからの発展は、我々も非常に注意深く観察していく必要があるのではないかと思います。


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江沢民氏の死去を一番喜ぶ人物 コラム(492)

2022-12-02 00:00:00 | 政治見解



コラム(492):江沢民氏の死去を一番喜ぶ人物

『反日運動をたぎらせた江沢民氏』の続き)

あくまでも推測ですが、江沢民氏は死亡が発表された日よりも早くなくなっていたのではないかと思います。それは中国から帰化した漫画家の東雲くによしさんのツィートにこういうものがありました。

東雲くによし@sonkoubun11月15日
爆弾速(訃?)報 
中共ネット検閲機関 「ネット世論規制を全面に戒厳体制に!」と通達した!
百度の従業員が暴露 「百度のホームページを全面に灰色にする」
これは中共や共産国の要人の訃報がある時に弔うデザインです。さて、誰か亡くなった??噂の江沢民?



このツィートが気になってずっと保存していました。そして、そのほかにも気になっていたのが、胡錦涛前国家主席が強制退場させられた共産党大会に出席していなかったこと、さらに、その直前に出回った江沢民の誕生日記念写真(当ブログ『習近平独裁体制の行方!?』で紹介)の謎、など、気になる点が多々あったのです。

また、東雲くによしさんの12月1日のツィートには
江沢民が上海西部の郊外のホテルで軟禁中の状態で死亡したようです、習近平が江沢民を死ぬまで軟禁してた
とも書かれています。この辺については、専門家からのお話を待つことにいたしますが、江沢民氏は死に際してまで、習近平氏の何らかの都合で利用されていたのではないかと思います。

さて、江沢民氏の死去を一番喜んでいるのは現国家主席の習近平氏だと思われます。目の上のたんこぶであった江沢民氏が死亡し、胡錦涛前国家主席を追放して病院送りしている現在、誰も習近平氏に苦言を呈することのできる人物はいなくなったからです。なかでも、周囲の反対を抑え込んで習氏を国家主席まで取り立ててくれた江沢民氏の死亡の意味は極めて大きいはずです。

その事情は、当ブログ『習近平氏はいかにして権力を掌握していったのか』に書いております。その一部を再録しますと・・・。

習近平氏を強く推したのは、今では犬猿の仲になっている江沢民氏です。当時、習氏は、上海閥の江沢民派から、もう一方の候補者である野心家で能力のある薄熙来氏(太子党)よりも、慎重かつ無害な存在と思われていて、傀儡にするにふさわしい人物として推挙されたようです。さらに、江沢民派に加えて共青団系で最長老の1人である宋平氏も強く推したとされています。

中国には三大派閥すなわち、江沢民氏の「上海閥」、中国共産主義青年団出身者の「団派」、中国共産党の高級幹部の子弟グル―プの「太子党」の3つ派閥が有名ですが、壮絶な派閥争いのなかで、大したこともやっていなければ、大したミスもおかしていない習氏に運よくお鉢が回ってきたということになります。

(中略)

江沢民派の一掃

さて、習氏がトップに立ってみると、下の人間はほぼ全部、江沢民派でした。前の主席の胡錦涛氏(共青団)も実質、江沢民氏の操り人形といってもいい存在でしたから、江沢民政権の13年、胡錦涛政権の10年は、実質、江沢民時代であったと言えます。

そこでたった一人の盟友、王岐山氏を登用して、かれの提案で「反腐敗運動」を展開しました。その一番有名な例は、江沢民氏の子分でしかも胡錦涛時代の中央政治局常務委員(当時はトップ9)の超大物、周永康や、軍トップの郭伯雄を重大な規律違反として逮捕し、失脚させたことです。

中国では一人の有力者が摘発されると芋づる式に逮捕者が続出します。中国では自分の努力で上にあがるということはまずなく、上の人間に賄賂を贈り、上の人がそれを引っ張り上げて出世させる運命共同体の構造ができあがっているので、摘発されればどうしても芋づるにならざるをえないのです。

さて、2017年、習氏が二期目を迎える共産党大会を機に、人民解放軍のトップである房峰輝氏を「規律違反の疑い」で身柄を拘束しました。その前段階から習派を起用する人事に着手し始めていまして、中央軍事委員会の副主席を2人から4人に増員した後の出来事です。これで、習氏は、完全ではないにせよ、ほぼ軍をおさえたのではないかと言われています。

また、2018年には国家主席の任期制を撤廃して終身制を打ち出しましたが、当時はまだ江沢民派の残党が存在していました。その中の一人である孫軍力は根っからの江沢民派でしたが、習近平派に寝返り、習氏の安全・セキュリティを管理する立場に上りつめました。

しかし、彼は、汚職ではなく「謀議中央」「面従腹背」という罪状で失脚してしまいました。要は、習氏の悪口を言った、習氏の言うことを聞かなかったという罪なのです。日本ではとても考えられない罪状なのですが、でも、中国ではこれが罪になるのです。

そして、この直後に北京の警察署トップ20数人が逮捕され、孫軍力と同じ江沢民派の傅政華司法相も逮捕され、その一週間後には孟建柱という公安相で政治局員まで逮捕されてしまいました。中国共産党の政治局員はトップ7のすぐ下の役職で25名しかいません。このような上層部の人間が逮捕されたということは何十万人もの人間が逮捕されていることになります。

これにより、江沢民氏は三羽烏の孫軍力、傅政華、孟建柱を失い、その下の子分の大部分を失ったことになります。江沢民氏にしてみれば、習氏という飼い犬に手をかまれたも同然で、恨み骨髄に撤しているのがわかると思います。

(中略)

今年(2022年)の5月、習氏は、最高指導部経験者である長老、そして退職した幹部らの口を封じ、服従を求めるために「長老は黙れ」、「党中央の大きな政治方針をみだりに論じてはいけない」、などを通達し「規律に違反したものは厳しく処罰する」と警告しています。現在、幹部、元幹部の一挙一投足まで監視され、誰も何もものが言えない状況になっています。冒頭に書いた胡錦涛氏の追放劇もこの一環でしょう。


現在、習執行部はゼロコロナ政策で中国全土に事実上の戒厳令を敷いています。国民の反発は極めて大きいのですが、ツィートを再三にわたり引用させていただく、東雲くによしのツイッターには気になる記述がたくさんあります。


東雲くによし@sonkoubun
江沢民の訃報を報道解禁するのは習近平です、つまり反習近平派への粛清のサインです、一般市民への鎮圧も同時に行います。全部コロナ防疫の名目で。 午前0:29 · 2022年12月1日

12月1日から中国人対象に全員出国禁止のようです、すでに28日に出国しようとする多くの中国人のパスポートの角が切られた 午前0:24 · 2022年12月1日

習近平が白紙革命を鎮圧するため、12月から2週間の最高戒厳令を実施する噂があります。インターネットを物理切断して、電気を止まり、水道止まり、外国人を含む誰も街に出られない、食品配給するか不明です。在中日本人は死にたくないなら準備してください。 午前0:12 · 2022年12月1日

すでにアメリカ大使館が邦人に二週間分食品、飲用水、医薬品の準備を勧告があるから、本当みたいです。
午前0:15 · 2022年12月1日

中国共産党は上海から始まりました、上海から終わるかもしれません 午後0:09 · 2022年11月30日



これから、習氏による国民への弾圧が一層強固なものになると思われますが、上海閥である江沢民系は他にもまして弾圧の対象となります.。しかし、これがかえって上海閥と習派のすさまじい闘争になるかもしれません。

※専門家からの詳しい情報分析が入りました。正午に掲載します。



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反日運動をたぎらせた江沢民氏 コラム(491)

2022-12-01 10:56:50 | 政治見解



コラム(491):反日運動をたぎらせた江沢民氏


江沢民元国家主席死去、が報ぜられました。

中国の顔色ばかりを窺うNHKは「江氏は“社会主義市場経済”を掲げて共産党による一党支配のもとでの市場経済化を推進し、2001年にはWTO=世界貿易機関への加盟を果たすなど、のちにGDP=国内総生産で世界2位の経済大国となる基礎を築きました」などと偉大な人物のように功績を讃えています。

しかし、江沢民氏の実像については、石平太郎氏の端的なツィートで、読者にはいろいろ思い出すことも多いのではないかと思います。

石平太郎@liyonyon
江沢民氏が死去した。歴史的功罪を論じれば、彼は日本に対して2つの大罪を犯した。一つは国内で反日教育を長年行い中国国民に反日感情を植え付けたこと。一つは天皇陛下の宮中晩餐会に無礼千万の態度を取って陛下と日本国を侮辱したこと。日本人にとっては両方とも許し難い!
·
死去した江沢民氏は内政の面で犯した最大の罪は、習近平を胡錦濤氏の後継者に無理やり押し付けたこと。江沢民こそは習近平政権の事実上の生みの親。そして今、習近平はとんでもない怪物に化けて中国人民を蹂躪しアジアと世界全体の平和を脅かしている。江沢民よ、どうやって歴史の責任を取るのか?



反日に突き進んだ理由

江沢民氏が猛烈な反日政策を進めたのは理由があります。これについて、遠藤誉女史の『江沢民の実父は売国奴? ――認めるのか、習近平』から引用してみます。

◆江沢民が隠してきた事実

江沢民の実父・江世俊が(大日本帝国時代の)日本の傀儡政権であった汪兆銘率いる南京政府のスパイ機関に勤務していたことは、中国大陸以外ではよく知られた事実だ。江沢民は父親のお蔭で、1943年には汪兆銘傀儡政権下の南京中央大学に入学し、贅沢三昧の日々を送っていた。だから江沢民はピアノやダンスなどの芸事に長(た)けている。そのときの写真も名簿もある。

ところが日本が敗戦すると、漢奸(かんかん)=売国奴と罵倒されるのを逃れるため、江沢民は慌てて、叔父の江世候(またの名を江上青)の養子になったと偽装。江世候は中国共産党の幹部で、1939年に戦死している。江世候は江沢民の父親の弟に当たるが、祖父が妾に産ませた子供とされ、その家族は極貧の中にあり、江沢民が養子になってピアノやダンスを習えるような状況とは無縁。

このことを最初に暴いたのは元北京市書記(1992年~1995年)だった陳希同(1930年~2013年)(ちん・きどう)で、陳希同はその告発状を鄧小平に渡した。ところが鄧小平はそれを江沢民を推薦した薄一波(薄熙来の父親)に見せたため、陳希同は投獄され獄死している(最後は獄外病院で死去)。

江沢民氏は売国奴と言われないよう、日本への攻撃を強くすることで見の安全を図っていたというわけですが、このおかげでどれだけ日本人が迷惑を被ったか、筆舌に尽くしがたいものがあります。このことを時事通信が指摘しています。現習政権が反江沢民ですので安心して批判できるからだと思います。

江氏の歴史観はその後の最高指導者の対日姿勢に影響を与えるとともに、中国国民の反日感情を高め、2005年や12年に各地で吹き荒れた大規模な反日デモの下地になった。江氏が未来志向の日中関係を後退させた責任は大きいと言える。(中略)

党総書記だった92年に実現した天皇陛下(現上皇さま)の訪中を、89年の天安門事件後の国際的孤立から脱却するため政治的に利用した。天皇訪中は「制裁を打ち破る最良の突破口だった」(錢其琛元副首相の回顧録「外交十記」)。



皇室に対する非礼

江沢民の宮中晩餐会での振る舞いについて、前述の石平太郎氏の『中国共産党暗黒の百年史』にはこう書かれています。

平成10年(1998年)11月に江沢民、国家主席が来日しましたが、11月26日の宮中晩餐会では歴史問題に触れ、非礼にも「日本軍国主義は対外侵略拡張の誤った道を歩んだ」、「我々は痛ましい歴史の教訓を永遠にくみ取らなければならない」、などと日本を非難する演説をおこないました。

しかもホスト役の天皇陛下を初め出席者全員が、ブラック・タイの礼服を着ていたにもかかわらず、江沢民はいわゆる中山服という平服姿で公式晩餐会に出席しました。その後の外務省での記者会見の席で、江沢民の平服について非礼ではないかとの質問が記者団から出ましたが、それに対する外務省の公式見解は礼服または民族服なので、日本としては非礼とは考えていないという、例によって事なかれ主義、弱腰の答えでした。

米国を含む外国における公式の晩餐会で、江沢民が中山服を着たのは日本だけでしたが、それについて日本国や皇室を意図的に侮辱したと感じたのは、私だけでしょうか!

彼は日本各地で「日本人は歴史を学べ」などと演説し、日本人の嫌中感を増大させましたが、帰りには抜け目無く日本政府から3千億円の円借款を貰って意気揚々と帰国し、日本には言うべき事を言って来たと述べましたが、以後中国が嫌われる原因になりました。

こんな国に日本は現在も ODA の経済援助を続けていて、来年度(平成17年)には900億円の予定をしているのです。



江沢民時代がだいぶ前のことになってきましたので、彼の「実績」を知るためにあえて文献を掘り起こしてみました。

(つづく)



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宮台真司さんの事件、一般の人の反応 topics(667)

2022-12-01 00:00:00 | 政治見解



topics(667):宮台真司さんの事件、一般の人の反応


八王子市の東京都立大学南大沢キャンパス敷地内で同大教授で社会学者の宮台真司さんが男に首などを切られ重傷を負う事件が発生しました。宮台さんは、安倍元総理が銃弾に倒れたとき、朝日新聞の取材に対し「山上徹也容疑者が凶行に至った社会的土壌に目を向け、『寄る辺なき個人をいかに社会に包摂するか』を考えていくことが大切だと指摘した」方として有名です。

今回の事件に対しては、反体制の宮台さんが攻撃されただけに、あっち系の方々が口々に「許されない」と言っているのですが、普通の人びとはどんな反応を示しているか、ツィートで確認してみました。



宮台真司が殺されかけたとの報道に今気づいた。
「嫌な予感が当たり始めたか…」と陰鬱な気分になった。
ある漫画家が安倍晋三氏を殺した犯罪者を「でかした!」と称賛し、その夫で小学館取締役でもある人物が「山上様」と呼んでいると公言されていた時に、危惧した通りの事が早くも現実化している。

宮台真司氏が襲撃された事を知って「でかした!」と叫んだ人いるのだろうか
私はいないと思う
石坂啓【※1】が発した言葉は、信じられないほど異常なんだよ

【※1】石坂啓氏:女流漫画家;安倍元総理暗殺事件に関して、「夫である編集者の立川義剛と共に『でかした』と声を上げ、実行犯を『(容疑者名)様』と呼んでいる」と語っている。

宮台真司教授が学内で切り付けられたと。
この流れ、残念ながら加速すると思う。
マスコミは「自分の主張を通すために暴力をふるうことは理由の如何を問わず決してやってはいけない」という立場を貫くべきだった。

これが怖いから安倍元総理暗殺テロ事件の時に、ニュージーランド等と同じ対応(テロリストには名も与えない)を採るべきだった。
マスコミやそれ系の人が怨嗟やテロの効果を拡散してしまった為に起きた2次被害とも言えるが、当の宮台真司さん自身が犯人擁護側の論陣張ってたからやるせない無限ループ

この時、宮台真司氏も壇上で笑っていた。悔しさに泣いた国葬の日。その宮台氏が刺されたと聞いて、咄嗟に無事を祈った自分に安堵した。彼を批判していた人々が同じように無事を祈ってた事に救われた。同時にこの会場の異様さを思った。もう二度と誰の死も笑わない、一緒にテロを憎む世になって欲しい。

暴力を称賛すれば暴力が蔓延していくのは、冷静な思考力があれば容易に想像出来た事。だから多くがあの漫画家を批判したし小学館がこれを放置した姿勢に失望しました。
想像力の足りない漫画家とは何でしょうね。

全くですよ
山上みたいなテロリストを英雄視した馬鹿どものせいで馬鹿な行為をする人間が現れ始めてる
真に規制すべきは左翼メディアだった

マスゴミで重信房子を礼賛したり
素晴らしい事と煽れば迂闊に乗る人もございます

どんな場合でも犯人を厳しく糾弾すべきだった安倍元総理への襲撃・殺害事件を安倍元総理を貶めたいだけの為に同情的だったり理解する風の雰囲気が今回の犯行を助長したのはあると思います。

やってはいけない行為を捻じ曲げて良しとすると捻じ曲げた分の反動は恐ろしいと思います。

安倍さんが撃たれたことだけセンセーショナルに報道して後は暴力やテロなんか一つも言及しないどころか犯人の家庭環境と宗教の話しで結局アベガーの続きしかできないメディアばっかりなんだからそら狂人が暴れやすい世の中になるわい。

安倍氏が襲撃されたのはそういう社会を作ったことにより、責任の一端が・・・・。高名な発信力がある社会学者が襲撃されたのはその発信力でそういう社会を作った責任の一端が・・・ってならねぇんだよね。だから最初からテロ行為は全否定しとけっていったのに。

如何なる理由でも暴力による制裁は許されない
しかし、安倍元総理が暗殺された時「アベなら殺されても当然だ」という雰囲気が左翼界隈で広まった
左翼界隈の方こそ、この事実を客観的に捉えてほしい

安倍総理に宮台教授。思想信条の違う二人が同じ年に襲撃され一人は命を落とした。先生には絶対的にテロに反対だと本気で社会に訴える事を望みます。右左関係なく。

言論封殺もテロも許しがたいけど、宮台さんは、芸風として他人を「クズ」「ゴミ」と呼び続けた人でもあります。その芸風がどう帰結するのか興味はありました

安倍さんのテロ事件もマスコミ他で未だに犯人擁護論ありますよね😣言論に対しての暴力はその人の主張に関わらず厳しく非難すべきなのですけどね😠

暴力は絶対ダメですけど、彼ら左側が7月テロを言論の内容次第では犯人を擁護出来る、テロとは言えないと繰り返していましたので、次のこういう事件を呼び込んだと思いますね😣もっとも忘れやすい彼らなので既に関係ないと切り分けているかもしれませんけどね😣

安倍氏を暗殺した犯人を擁護したり支援したりする風潮がこういう事件を招く。

恐らく近い将来、マスコミや大学が標的となるだろう。自分達を対象とした何かが起こったらマスコミは手のひらを返して過激な行動を非難するだろうが、その時にはもう遅い。

暴力は絶対にあってはならない「が」本人の日頃の言動にそもそも問題はなかっただろうか? などと記事にしたり、意見したら、間違いなく大批判だろう。誰でもわかる事だ。でも、安倍総理に対してマスコミや多くのサヨク連中が言ってきた事はそういう事だぞ。反省しろよ。

日本のJリベラル派は、反安倍無罪的な狂った倫理観にまで落ちたジャーナリストや言論人だらけですもんね。

安倍元総理が銃撃で死亡
→「自業自得」「でかした」「死んで当然」「山上容疑者の減刑を求めます」
宮台真司さんが切りつけられて重傷
→「政治的な意図を持った犯行だろう」「暴力による言論弾圧は許さない」
うーん、この…

宮台真司氏といえば山上容疑者の映画のトークイベントで意気揚々と話してらした方ですね
テロリストを称賛していた人物が今度は自身が被害に合うとは皮肉なものです
気に入らない人間は抹殺して良いという恐ろしい風潮になってしまったのはテロリストを擁護した勢力と拡散し続けたマスコミのせいです

私は、元赤軍派が監督した安倍元総理の暗殺事件映画の応援集会に宮台真司さんがゲストで出ていた点を加味しても、安倍さんを殺したテロリストも宮台さんを襲った犯人も許しません。犯人を礼讃する人を軽蔑します。
どっちも自由で開かれた社会に対する敵です。

宮台真司氏が襲われた事件、氏が安倍総理暗殺の映画の集まりに参加していた事実はあっても、この襲撃は絶対に許せない暴挙であり、犯人に寄せる情は一切ない。一方、山上についてほとんど批判しなかったマスコミや、暗殺を賞賛までしていた方々が、この事件の犯人について何を語るのかに興味はある。

人として超えてはいけない一線があります。飛躍し過ぎですが山上徹也の様に崇められる存在になりたかった、なんて結末は欲しくは無いし認めるのは決して出来ません。
思想信条や物言い違えどそこに敬意や尊重は必要だと考えていますからその範疇で成せる様する事が大切だと思います

宮台真司氏は思想的には相容れないけど、こういうテロ行為は絶対に許しちゃいけないし、徹底的に非難しなきゃいけない。
一方で、安倍総理暗殺の時に「山上は統一教会に家庭崩壊させられた被害者だ」って言って、テロを正当化していたアベガーやマスゴミの影響は少なからずあると思う。

テロリズムに右も左も無いから安倍元総理殺害事件が起きた時に与党野党が全会一致で「テロには屈せず何も与えない」と声明を出し、マスコミはテロリストの犯行理由や声明を報道しなければそれでおしまいになった話だった。それをよりによって警察が犯行理由をリークしたりマスコミと野党が…

テロリストを叩かない日本の大手メディアが、一番問題なのでは?

これは安倍さんがテロによって襲撃された時から、マスゴミの報道のあり方がネット上で危惧されていました。そしてまさかそれが現実となってしまいました。あれほどの犯罪を擁護するような報道をしてきたマスゴミの罪は大きい。どう責任を取るつもりなのか注視しています。

テロリストを叩かない日本の大手メディアが、一番問題なのでは?

恐れていた事態が起きてしまいました。日本には昔から「言霊」が存在すると言われており発した言葉通りの結果が得られるという言い伝えがあります。自らが良い言葉を発せば良い言霊が、悪い言葉を発せば悪い言霊がその人に纏わりつきやがて作用するのだとか。言葉、言論の力は恐ろしいものです。


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