今 つかの間の一人暮らしなのだ。
一人殺しではないのですが、30年ぶりのこととなる。
学生時代の破天荒な生活は「ドクトルマンボウ青春期」の
影響を受けたことは何度か書いているので割愛する。
50おやじの一人暮らしはつかぬ間のものとはいえ
なんだか虚しい。種田山頭火というこれまた破天荒な
人生を送った俳人の句に「咳をしてもひとり」という
一句があるのだが、咳をしたら私はパブロンを飲む
ここが凡人たる所以なのであろう。
名前を書くと皆信じないがNHKのテレビで俳句を
教えていた上田五千石(うえだごせんごく)という
とっくの昔に夭折された人がいるのだが、在る人を
介して 俳句もどきを送ったら、すごく褒められた。
紹介してくれた人がヤキモチを焼くほどのべたほめで
会いたいといわれたことがある。仕事があるので
延ばし延ばしにしていたら会えなくなってしまった。
今俳句をつくると、私の場合は俳人ではなくて
廃人になりそうだ。というよりも「ハイジ」ならぬ
「ハイジジジイ」が関の山か。なんといっても
一日喋らない日があるのは、いままでの生活で
初めてのことなのだ。これって結構響くなぁ~