一時期体調が優れない期間があった。
昔世にも奇妙な物語で「ゴミが捨てられない」というたいとるのものがあった。
いくらなんでも それはないよなぁ〜と思っていたが、朝起きるのに一苦労両足に激痛があって
1時間ぐらいかけて起きていた。何をするのも億劫で、しかし食べるものは毎日買いに行かねばならず
それだけで疲弊していった。そんな時期に、当然ゴミの時間に間に合わず、あっという間に汚部屋に
なっていった。物が片付けられないという経験はなくて、片付けようと思うのは思うのだが、
それができなかった。そんな時に行政が障害者福祉サービスの利用を教えてくれて、目標が
部屋の片付けとなり、捨てられないゴミをヘルパーが持ち帰るなどしてくれた。
毎週片付けをしてもらい、少しずつ部屋が片付いていったが、掃除をしてもらうたびに小銭が
でてくる・・・状態で心身とも疲れ果てていたのだ。
それから1年経ち、今ではごく普通の部屋に戻ったが、後にも先にもこういうことはなかったし
ないだろうとおもう。
ただ、撮影機材は床に置く主義ー理由は落ちる心配がないーだけどおんぼろスタジオに集う面々
からは、ちゃんと整理しないの?とよく言われたものだ。