安部譲二という作家 元やの付く自由業だった人が書いた本。
直木賞を受賞した?かと思うが、塀の中に限らず懲りない面々はいたりする。
例えばストーカー。逗子ストーカー殺人が記憶に新しいが、付きまとい、自己の
一方的な感情で 過度の要求を迫る。犯人は、殺した後に自殺しているが、ならば
罪亡き人を殺さずに 勝手に自分で自分を始末するべきではないかと思うが
これがわからないのが ストーカーだ。
警察の落ち度 監視カメラを1週間しかかしていないことなどや、相談していた
警察の対応の非を後から認めている。危機意識の感覚が猪瀬かおりさんの死から
ようやく動き出した法令だが 20年?たった現在でも危機意識を真摯に捉えない
事のが重篤な事態に至るのである。接近禁止命令というものも150m以内に
接近しないとあるが、こんなのどこの境界でわかるのか?という飾り文句に
過ぎない。被害者はフェイスブックを使っており、加害者は掲示板を利用して
「何とかさんにお世話になったので近辺に人が・・・いたら・・・」と書いて
居場所を絞っている。そう書けば 一般的な感覚では、不用意にこの辺にと
書いてしまうのを狡猾に利用している。
何人もの命が奪われてしまっているが 多くは警察に相談中でまた民間
ボランティアのある代表にも相談しているが、この団体の代表は結局何にもせず
相談料3万円、そして検証番組においてもまるで他人事のように薄いファイルを
開いているだけだ。小早川(仮名)という女性かな?本当のことを書いたら
まずいけど。
相模原殺傷事件の犯人も 自己愛性人格障害と精神鑑定をされてこれで責任能力
あり でよかったが、心神喪失状態で・・・となったら被害者の関係者は忸怩たる
思いをしたに違いない。
相模原殺傷については 犯人が通院していた精神科医もある意味共犯的な意味が
あると事件後に書いたことがある。
この事件については 以前に書いたので・・・。
無知無関心や根拠のない歪んだ確信的な思い込み・・それが解き放たれた時は
すなわち重篤な事件となる。
DVについても アメリカのディズニーランドで日本人夫婦が日本の感覚で
旦那さんが奥さんをどついて その場でDVで逮捕されていることは有名な話だ。
加害者に共通していることは 何がいけないの?どうして という感覚だ。
まだまだ日本は 緩いけれど・・現在では日本で警察よりも警備業探偵業が
この分野に参入しているが、被害を受けた人が費用を捻出することなどもあり
先の見えない事態である。千葉大医学部の事件も、加害者は供述で 知らない
悪いと思わなかった なぁんていっているが、せっかく医学部にいて、自分たち
はもちろん 一人の女性の被害を回復できるのかどうかすら考えていない。
このての事件は 親告に分類されていたが 今後確か親告制度ではなくなると
聞いたような・・・。内柴というメダリストも懲役5年で輝かしい経歴が地に
落ちた次第。
今日はこれで・・・・。