正論ちゃう?正論webBlogトップページです。  嶌田法海華(Simada.Norika)

常識とは何?何気なく使う言葉の危うさ。噛みつき亀風味でもの申す。脱線ご容赦。あくまでもお馬鹿な私の私論です。最近ボケ気味

俳句のような...にでてくる あなた とは

2018年06月03日 18時30分34秒 | お馬鹿でごめんなさい

  生涯 プータローと決めていた私が30際にになる頃に

  誰でも知っている外資系の企業の女性と出会いました。その頃の私は撮影だらけ

  この企業のまぁ雇われ社長ですがクライアントであり専属契約をしてくれた人。

  或る時 娘をアシスタントにしたいとFaxがきて、縁故とかそういうのは

  嫌いなのと、faxに書かれていた娘さんの履歴書みたいなのがあって

  確かに東京芸大を出ているけれど、このクライアントの撮影の時は、

  幾つものセキュティーを通らなくてはならない。

  機材の搬入だけでも ドアは解放厳禁なのでアシスタンントが2名いたのは

  承知の上でアシスタントに・・・意味がわからんちん。

  となると??なんだろうか??という事になる。

  フォトグラファーと言えば聞こえはいいが、体力勝負なので女性は

  無理だと判っているはずなので、お断りをした。

  このクライアントの場合、1カット10万と決まっていた。

  つまり、5カットあれば50万となる契約だった。

  そのかわり イメージにそう

  アイドルの写真集の打ち上げに、義理で顔出しした都内のある場所で

  この娘さんと出会い果敢なアタックをしてくれて 

  深夜3時から朝6時までという時間しか

  開いていないのですが、心が揺れたけど婚約した。しかし女性特有の病気が

  最終的にはリンパ節のガンとなり、幸いというのは変だけれど脳の痛みを

  感じるところにも転移していて最後まで元気で明るく過ごしてくれた。

  世の中狭いものでそれが アシスタントにしたいという

  とんでもないFaxをくれた人の娘だと後でわかりました。

  外科的なオペの権威を手配して、そのオペが次の日にあるというときに

  様態が急変し天に召されました。

  強引に婚姻届を出そうとしたけど・・それを見た時の彼女の顔が

  忘れられない。 彼女が生きた分と同じ歳月が流れてしまいました。

  そして 看取りをした後も仕事、この頃の年商は1億あった。しかし忌引きは

  フリーランスにはなく、ブログ内で涙でファインダーが見えなかったと

  書いているのはこの日の撮影でした。ポーカーフェイスで臨んだ撮影でしたが

  おんぼろスタジオでの撮影の時、よく車やバイクの話をしていた僧侶さん

  には判られてしまいました。私が常用していたカメラはアングルファインダー

  というピントを合わせる時は下を覗き込むタイプの物なのですが、

  帰りしなに「何かあったの」と小声で聞かれた。付き合いをしている事や

  婚約したことはおんぼろスタジオに集う面々には一切秘匿していたのですが・。

  ありがたい思いと、何かあったことがわかるとしたらプロとしてまだまだ

  未熟だとも思った次第。この日の撮影ショット数は700カットと少な目でした。

  おんぼろスタジオに集う面々は心の大きな優しい人々でしかもそれぞれの道の

  プロフェショナルが多くてこうした人に支えられていたと思う。

  結局右手が動かなくなって全治するとしたら一年といわれて写真を捨てた。

  365日休まず×数十年×20時間、人間には休養が必要だという当たり前の

  結論になるが 筋肉注射や点滴をしながら仕事をこなしていったことに

  体が悲鳴をあげたのかもしれない。

  急逝した彼女は母親だけには会わせたのだけれど・・・。

  反面教師で大嫌いな父方の家系をみれば、司馬遼太郎の小説にでてきたり

  今の日本では知らない人はいない巨大企業の男系男子は私で最後。

  なので、生涯プー太郎で良い。こちらの家系は殆どが東大で、貴族院いや

  もっと前に 日本に議会制度を作る為に奔走した家系。

  それももしかしたら調べられたのかな?と思う。だから、。。

  後になって彼女の遺書のようなものと、婚姻届が届いた。彼女に渡したのに。

       


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