松田優作

松田優作が好きである。かなり前横浜映画祭？だったか、生の松田さんがオンザロックでタバコを吹かしているのを外から見ていた。ともかく、鼻が高いので驚いたし、何をしていても様になるのであった。
ところで、松田さんは普通免許を持っていない事を知っている人は少ないが、偶然高校生の私が乗っていたホンダのウイングに松田さんも乗っていると聞いた「松田さんを送っていかなければ」と事務所の人だかがいったので、バイクで見ていていた私は追っかけをしてみた。しかし、しくじったのは高速の料金所で、もう時効だから言うが、お金を持ち合わせていないことに気がついた。
そこでまごついている間にも松田さんを乗せた車を見失ってしまった。
ちなみに、料金所は突破したけれど。
その後白銀台に住んでいたようである。
「探偵物語」がなによりも好きだった。
数十年たって見直してみるとお馬鹿なストーリーの裏にあるシリアスな部分が何となくわかってきた。
既に優作が亡くなった年齢を超えて生きているが、ブラックレインの迫真の演技は評価するが、なぜ治療に専念しなかったのかが悔やまれる。仲の良かった原田芳雄が亡くなったが、もし松田がいたならば、一花でもふたはなでも咲かせていたに違いなく、そこが残念である。
それにしても、あの足の長さは裏山Ｃ。