私が 30歳になりそうな頃に お付き合いしていた事があったのです。
仕事人間なのですが、5歳年下の女性です。
出会いは偶然としておきますが、「よっぱ3人組」という女の子の
仲良しさん皆かわいいのに彼氏なしでした。その中の一人と目が
あったときに、ビビッと電気が走り(松田聖子みたいな)ました。
何回かちらっと見ていると目が合うのです。「可愛いなぁー」と
思いまた なんか運命的な出会いだと思ったんですが、声をかける勇気も
なかったので軽いノリで話しかけることもできなかった。
実はあるタレントとその事務所の関係者とうちあげをやるということで、
あえて普通のお店を利用していたのですが、私は挨拶だけして
帰るつもりでした。お酒も飲めないし、でも撮影者は私の名前が
でていたので、無下に断ることもできかねたからです。
車を路駐していたので本当に顔出ししてそれを理由に帰るという
作戦?をたてていて しかもAMGのベンツを買ったばかりでした
のですが、駐車場には入らないのでした。という訳で挨拶をして
次の仕事がありますのでみたいな 感じでさっさと帰ろうとしたら
あせっていたせいで、女性とぶつかってしまいまして
「すいません大丈夫?」と声をかけたのが ビビッとっさんの連れの
一人でした。「うん大丈夫だよ・失礼ですが◎✖(タレントの
関係者ですか?」「はい 一応フォトグラファーをしていますが何か」
「もしよければ、サインが欲しいのですが・・。」
「それなら、◎✖に聞いてみますね」
「あの~あなたの連絡先が知りたいとビビットちゃんが聞いてきてよー
みたいな、」「えっ、私はただのフォトグラファーですが、◎✖さん
と聞き違えたのでは?」「うん、違うよあなたですってば」私は
意味が呑み込めなかったのでどうしたものかと考えていたら、
その娘はビビットちゃんに手招きをした。「こんばんは、私
美奈子といいます初めまして。あのーもしよければ、連絡先を教えて
くれませんか?いきなり失礼ですけど・・・。」「私のですか?」
「・・・はぃ、駄目ですよね突然じゃ」もう一人の娘が、「あのね
コナミちゃんが逆ナンパしてるということでーす。どうか教えて
あげてやってください。純真な乙女心を・・もっともご結婚されて
いたり彼女がいたりということもあるから、それなら諦めると
いう言い方もしつれいかもしれませんが・・」「えー」と言いつつ
ビンゴって思ったので、「私は嶌田といいます。えーと名刺は
車に置いてあるけど、どうしますか?」「行け美奈・・」
「じゃぁ取りに行ってもよろしければ、車はどこに?」
「すぐそこに路駐してありますけど、取りに来ますか?」
「いいんですか?じゃぁ二人で行こう、美奈子」と友人
「うん・・」で車のところに来た。「うわーベンツだよーすげーしかも新車だぁ」
とびびっとサンの友人が言った
名刺を出して渡したが、「仕事三昧なので電話は、昼間はでない
か出れないか、なので深夜の2時とか3時位なら・・・。」
「ではまだ仕事があるので済みませんが」と車に乗り込んだ。
「あっすいません、これ私の名刺です。是非受け取ってください」
「ご丁寧にどうもありがとう。では」
「あー、すいません、一応だけど携帯書きますので・・あ書くものが・・」
「ありますよ、はいどうぞ」私は モンブランというメーカーの万年筆が
好きなのでいつも持ち歩いていたので それを渡した。で名刺の裏に
携帯と家の電話番号も書いてあった。なんという大胆な・・・と思いつつも
ビンゴ!と思ったのですが本当に仕事の時間が迫りつつあるので、
「じゃぁ すいませんがこれで」と車を出した。「良かったね~美奈」と
いう友人の声が聞こえた。まさか酔っぱらっていましたなんておちだと
いやだなぁ~と思いつつも、何となくだけど運命的な気が・・と途中で
万年筆を返してもらうのを忘れていた事に気が付いた。
まぁ~連絡してくれるだろう・・・。と思った(わざとじゃないよー)