ジェネリック医薬品は開発特許がきれた医薬品を製造するので、薬単価が安く済むというのが
キャッチフレーズだ。ところが、成分も同じはずのジェネリック医薬品だが、不思議なことに先発医薬品でないと
効き目がない場合もあるように思う。なんでだろうか?と考えるとジェネリック医薬品製造メーカーのCMにどうやら
ヒントがあるのでは?という結論に達した。テレビのCMの中でこんなフレーズがある。
「なんたら製薬では、飲みやすくする為などに努力している。」というような事だ。
後発医薬品ならば、薬の名称を変えるだけで良いのではないか?日夜努力している結果、微妙に成分が
変わっている、あるいは変えてしまっているのではないか?という疑問だ。
その微妙な変更が効き目を変化させているということはないのかどうか?気になる点である。
私が常用している薬のうちいくつかの薬単価を調べたところ、1円未満の差つまり40銭くらいしか違わないものが
いくつかあった。ということは、後発医薬品の割には高いということで何もジェネリック医薬品にする理由はない
という結論に至った訳である。
ぶっちゃけ余計な研究などしないで、そのままだしてくれれば良いということで、そうすれば薬単価がもっと
安く出来るのではないかということになる。
同成分で安いというのが一般的なジェネリックにする大きなりゆうのはずが、実は何銭の違いならば、
飲み慣れた先発医薬品のほうを私は選ぶ。なのでCMで説明しているようなジェネリックの方が安くできるという
のは、理屈というか屁理屈のように思う。しかも、効果がある薬には案外後発医薬品が存在しないことが
多い。薬局では必ずジェネリック医薬品がありますが・・・と聞かれる事が多くなったが、効き目が変わるような
ものほど高上りなものはないと思った