ＩＱ１８９

身体障害者として生まれた私の知能指数らしい。
残念ながら約半世紀前の障害者に対する偏見はものすごかったようだ。
そんな中で母だけが孤軍奮闘してくれて、２歳までに３回の手術をして外見は普通の人と同じようにしてくれた。その時の執刀医は整形外科のゴットハンドであり、日本の医療体系の中で形成外科という分野を作ったパイオニアなのである。よって私は良く言えば患者のパイオニア、悪く言えば実験台的要素が多かったのだが、見事に成功した例である。
何例目かを書くと文献に載っているので書かないが、おかげで自分のハンディに悩むようなことは無かったのである。
幼稚園で知能指数の検査をした値が１８９で、これまた当時は珍しい数字だったらしくて慶応の先生が、驚いたそうだ。
でも今は単なるうらぶれたおっちゃんである。
私からすれば昔神童っていう奴だと思っている。
聞けばＩＱ２００以上の人達の会があるとか・・。 １１足りないところがまた私らしいと自分で思う。 つまり、あと一歩足りない・・事が人生の上で多々あったので。
こんなことを書いても仕方がないね!?