こわいもの見たさ というのがありますが、昨日書いたように
ほとんどの場合は やらせとか合成とか です。
ところで 高校のころ学校をさぼり バイクでツーリング（２リングじゃないので）
あちこち行ってましたが 上高地が山開きの日 バイクを止めて 河童橋から
歩いて１時間程のところにある明神池まで歩いていきました。
一本道で静謐すぎて 自分の足音がこんなに響くのかと思いながら
たどり着いたけれど 何にもないところでした。
池を見ていたとき 突然 肩をたたかれて 「すいませんが写真を写して
もらえませんか」と女性にいわれて 「はいいいですけど」と答えたけれど
ある冒険家も言っているように あらぬ場所で人間にあうのが一番怖い。
足音もなく 肩をたたくなんて驚くじゃんか。とおもったけれど、
どんな人だったのか 思い出せない。「どちらからですか？」と聞いたけど
そして 小一時間歩いていて 明神に行ったのは 自分ひとりだったし
一番乗りだと思っていたし・・・。１６歳の頃だから驚いた分記憶に残る
はずだし、写真を写したのでどんな人か位は覚えているはずだが、それが
欠落していて しかも狭い池なので 人がいれば挨拶ぐらいはしたはずで・・。
しかも 女性ひとりだったけど 声をかけるならばなんで肩を叩いたんだろう
で 穂高から降りてきたとは思えないし 私より先に明神に行ったとしたら
山開きで皆一緒にとんねるが開くのをまっていた。
どこから来たのか聞いても答えなかったけれど １枚だけ写真を写したと
思う。そしてありがとうと言われたのはおぼえているのだが、そのあとなんだか
言い知れぬ不安を感じて その場から逃げるように戻ってきた。
途中で何度も後ろを振り返り ついてこないかを確認したけれど。
その途中で 男女の数名のパーティにあって どっと安堵感を覚えたのだった
こういう日常のなかの不可思議な出来事のほうがよほどこわいと思う。
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で ここからが ホラー仕立てになる。すれ違ったパーティの人が
どうしました？左肩が血だらけですだいじょうぶですか？
となるのも怖いっちゃ。
「ええ人を一人殺してきました」
とかくとドラマ風味。
あら１時間も書いていたので終わり
