資産家失踪事件

まるでテレビドラマのようだ。偽の展示会名目で資産家夫妻を連れ去ったようだ。ところが複数人の犯行グループらしき男がしたことはカードで２００万円分の切符を買おうとして失敗、腕時計を質屋にいれた等余りにも誘拐の段取りとの落差が大きすぎるのだ。
まして防犯カメラがある所をわざわざ利用している事にかなりの不整合さ感じるのだ。本当の資産家ならブラックカード位持っているはずだ。飛行機を丸ごと買えるのがブラックカードだ それは余計なこととしても、犯人像を勝手に推理すれば、資産家だと知り得る人物、金銭目当てではなく何らかの怨恨があるのではないか？と思うのだがそもそも事件化したのが遅かった為既に相応の金を手に入れたのかもしれない。
怨恨を考える理由は簡単で、夫婦を連れ出したことだ。もし金銭目当てなら、少なくともどちらかを残さなければ交渉のしようがない。安否が気遣われるが、ふとグリコ森永事件を想起した。しかしかいじん２１面相の犯人グループは、生きていてももう高齢だろう これだけの期間人質を留め置けば犯行グループにとっては不利な事は容易に推察できる。マスコミも余り取り上げないので誘拐事件として報道協定を結んでいるのだろうか？それともアルジェリアの人質事件があってそちらに偏重しているのか？
こんな時に、公平な客観報道なんて絵に描いた餅ではと思ってしまう。