今はデジタルの時代で、ファインダーの概念がいちぶちがうけれど、ファインダーから見える画像の
とおり写真が写ると思っている人が多かった。(かなり前の写真供出でだいたい8割位がそう)
実はこの勘違いを解くのがなかなか面倒で思い込みがあった。なので、ビデオを用意して説明した。
要するに ファインダーから見える画像というのはレンズの一番明るいF値であり、F値を変えると
一瞬だが絞り羽根が動くということ。そしてF値次第で、ピントがあってしまったりすることもあるという
ことだ。これを事前に体験できるのがプレビュー機能というものなのだが、これは撮影の時のF値に
絞り羽根をうごかしてピントの具合をチェックできる機能なのだ。
でも殆どの人が単に暗くなるだけでと解釈するかそれ以前にほとんど利用されない機能なのである。
例えばF11に絞りを決めて桜並木を写そうとした時、プレビューするとファインダーではぼやけていた
ものが鮮明化してアングルの邪魔になるとか、フォーカスの位置を変える事などもわかるのだ。
絞りはシャッターを切った時しか見えないので、まじまじと見たければB(バルブ)T(タイム)などにして
絞りを動かしてみるとよくわかる。
おためしあれ〜