羽田沖でおきた飛行機墜落事件で、あろう事か機長が真っ先に脱出したのだった。
現在のように規制線がなく、報道陣は飛行機の羽根の上で取材していた。
後に機長は精神疾患とされたが、個人的にはそうせざるを得ない理由があったようにも思う。
簡単に言えば責任逃れだろう。ちなみに事件から時間が経っているのでもうしゃばに出ている可能性がある
この取材でのうらばなしといえば、水深が浅かった事で歩いて現場に行く事ができた。
ただカメラなどの機材は塩水はNGなのだが、大量の機材を使いまくりニコンの報道機材課には後日
大量のカメラやレンズが持ち込まれた。つまり、やってはいけない事を承知でスチールカメラマンは写真を
写していたのである。
ちなみにニコンやキャノン等はプロ課という部署を設けていて、写真家や新聞社などの機材のメインテナンス
等を専門に扱う所である。プロであるかないかは、大雑把に言えばこれらの部署を利用している際に専用の
ストラップを配布してくれるので、カメラについているストラップを見ればプロかアマかを判断する材料になる。
写真雑誌などでは、このストラップだけで2万円で買いたいなんていう要望が掲載されていたのを見たことが
ある。本来は売買してはいけないものなのだが・・・。