実際には、高速道路などで違反車両が150kmで走行していたら、赤色等を回し追尾するというのは何となく
当たり前のことだという意識はある。この検挙によって実務上はそういう危険走行を追いかけられない事になる。
こんな話を聞いているとかつて秦野章という大臣を想いだす。これも書いた事なのだが
高速をおりるところで「ネズミ捕り」をしていて大臣を乗せた車が違反として検挙されたことが逆鱗に触れた。
高速でも首都高でも料金所に向かうところは急に速度規制がかわることはご存知のとおりで、そこで取り締まりを
すると、大抵の人はそれまでの感覚から減速に至るには多少時間がかかるのだ。
秦野氏は「そういう姑息な手段で違反を取り締まるのは、取締りというよりも罠である」といい、実際に秦野が大臣の
間は「ネズミ捕り禁止」となったのである。
ただ、秦野が逝去するまでの間確かネズミ捕りは行なわれなかったような記憶がある。
白バイの追尾も似たような問題で「取り締まりの為に隠れている」それ以外でも検挙の為に、警察が隠れていて
捕まったという人もいるのでは無いかと思う。
ただ今回のケースは稀過ぎるケースであり、追尾する時のなんらかの法的根拠はあるのだろう。
他県の警察車両を検挙する程の縄張り主義には感服するが、だから見解決事件がおきるのではないかとも
想う。