7月1日に拉致被害者に関する日本と北朝鮮の協議が始る。
結果は予測不能だが、北の内部では「将軍様」が進めた拉致、しかも回答済みのこの問題を協議するにあたり
相当苦労している結果ではないかと推測している。多分拉致自体がトップシークレット或いは解決済み、さらには
日本の言いがかりとしてきたはずなので、協議に応じる事を知っているのは幹部だけで、勝ち負けの話ではないのだが
一応は国内では、ミサイル発射をひとつの踏み台にしておきたのではないかと思うのだ。
多分古いミサイルを処分しながら、国内的には「ミサイルを日本海に向けて発射したこと」その事実が必要だった為
なのではないかと考える次第だ。
もしこういう私の考えが正しかったら今回の拉致被害に関する協議では日本の期待にに相応の回答をしてくる
と考えることができるので、拉致被害者家族会は余計な発言を慎みまずは最初の会合の結果を見聞きして
動いてもらいたい。それに伴い日本政府にはかなりの経済的譲歩を要求してくると考えるべきであり、日本も
政府としての譲歩の限界をいつどのタイミングでどれだけするかをしっかりと決めておくべきだろう。