Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

梅雨明けして、いよいよ湿し灰作りへ!?

2012年07月18日 00時00分25秒 | 湿し灰
携帯電話がスマートフォンに変わって、一番難儀しているのはblogの更新。
メールを書くのも不便

なので、できるだけ空いた時間で溜め書きしている。
(もう少しスマホに慣れたら、あるいはgooブログさんがスマホ対応してくれたら、
状況は好転するかもしれないけれど、しばしお許しされたし)

17日、関東地方は昨年より4日早く梅雨明けした。
いよいよ夏本番
朝顔も順調に咲いている。

我が家の朝顔ちゃんもすくすく成長中。
「暁の紅」↓


日曜日、月一回の方の稽古(灰形と花月)に行ってきた。

今月は灰形はやらずに湿し灰の勉強。
(これとは別に今月末と来月初めに湿し灰の夏期講習がある)

去年作った湿し灰はコンテナに入れて使うことなく1年が過ぎちゃったので、その選別。

これがまたワケわかんないし、やたらハードルが高くて
百円ショップで買った野菜の水切り籠に灰を入れて篩にかけたら、
「そんなんじゃ、灰が死んでる もっと灰が踊るように篩いなさいっ」

とにかく左手をコマメに使って~。
と言われても。。。。

こんな100円ショップの籠だし

とか思っていたら、先生が自らその100円籠で篩で落ちた灰の中から拾い上げてさらに篩?
というか選別をされていた。

ポッケーと見ていたら、「これが○○斎好みの灰」


(家元によって、湿し灰の粒子が違うなんて知らなかった~

要は道具のせいにする、ということ?
「それ以前にアナタには無理だけどね

さいです
それこそマジで100年早い

私より大先輩にサンプルとしてお渡しした。

顆粒状、というのかなぁ。
とにかく、サラサラとした落ち方というか、手触りというか。

「だいだい、今までどういう湿し灰で稽古していたの?」

と聞かれたから、答えようとしたけど、
湿し灰をコトバで説明するって、難しい

周囲の方々が口々に説明してくれた。

なんか、フツーのところはどこも同じ。
稜線をサラサラと落とそうにも、線は描けない。
途中でボテッと塊で落ちていく。

小刻みに手を揺すりながら、線を描いて落とそうとすると「手前」として美しくない。

誰かが言った。
「そっか 今まで自分の技術が悪いと思っていたけど、湿し灰がよくないのね」

「だったら、どういう作り方をしてるの」


見たこと、ないです

社中の湿し灰作りを手伝ったことないから。
他の方々もほとんどがそうだった

だから、思う。
だぶん、先生が亡くなったことは抜きにして、標準的か恵まれた稽古場にいるのだろう。
でも、それは決して「本格的」ではないことを自覚していたほうがよさそうだ。

ただ、こうも思う。
本物の湿し灰はいかなるものかを知ったところで、それがどこにどう役に立つ。

今の自分はそんなジレンマの中にいる。

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2 コメント

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ハードル (とし)
2012-07-18 07:58:46
おはようございます(^^)。
茶道のハードル…確かに色々と乗り越えなくてはならないものばかり…(^^;)。
私のハードルは現在「花」(^_^)。
自然のハードルは乗り越えるというより共生ですよね(*^_^*)。
来年は籠にこだわりたく…(^_-)。
では、ご自愛ください(^o^)。
返信する
湿灰 (Ah)
2012-07-18 23:10:11
ホントの湿灰てどんなか、見てみたい気もしますが・・今は灰形にてこずってます。回数でしょうか??進歩しません。
返信する

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