今年やっと理解できたことを書き留めておかなくちゃ。
って、blogに書いちゃうもの?
あくまで、個人的な覚書だから、これが正しいワケじゃないと思うし、
他の人が読んでも、何のことやら?な感じになると思う。
ただ、本に書いていることも端折り過ぎていて、わからないしねぇ。
ま、それだけ謎なのデス。
(1)灰を篩い始める時期
梅雨明けした後、8月になってすぐからよいらしい。(要するに盛夏のタイミング)
図らずも、このタイミングで篩い始めることが多かった。「出遅れた~」と焦っていたけど、実は正解だった。
ちなみに、本に「5月の始め、炉から灰をあげたら炭カスを取り除いて、篩って保管」の篩とは同じに考えない。
要するに早い時期から篩を始めないこと。
(2)篩の段階
65メッシュで篩うのは買った灰には砂が混ざっているから、それを取り除くため。
保存上の都合で、灰に空気を混ぜる都合上、砂を混ぜるんだって。
だから、65メッシュを通過しなかった灰は「棄てるしかありません」だって。
(今年、思い切って廃棄したのは正解だったんだ~)
3割が廃棄になっちゃったからねぇ。来年はもうちょっと粘って、落としてから棄てよう。
100メッシュは大切に。
歯ブラシで擦り落とした灰は採用しない。
(これやっちゃったので、「80メッシュで落としたのと変わらない」と言われてしまった)
それと、篩った灰を玄関脇に置いておくとまた湿気を吸ってしまうので、乾燥した場所に置いておく。
(3)灰洗い
ここからは教室での作業になる。とにかくしっかり洗うしかない。そしてしっかり沈殿させる。
ちなみに、写真は2016年と2015年に自宅で作った時の写真。
毎年、こんな色になる。今年もこんな色だった。
だけど、他の人の灰は同じ時に買ったにもかかわらずもっと白かった。私一人だけが鉄色。
「灰の保管の仕方が悪いんじゃないの?」と言われちゃったけど、灰作りの名手や先生の話を聞いていると
「実は保管がいいから、こういう色なんじゃないの?」って気もしてくる。
(他の人の方が乾燥しすぎる場所に保管しているから白くなる?)
だって、名手がいうことには、「灰の保管は温度より湿度。自分は湿度60%(±10%)を保って保管している」って。
私の保管場所も、乾燥する冬場でもお風呂場の湿気を取り入れるようにして60%±10%を保つようにしてるもん。
(温度計と湿度計もついている時計をいつもチェックしてるもん)
(4)洗った後
ここが今年やっと理解できたこと。同時に昨年に大失敗したこと。
水気を取ったあと、太陽にあてて散らして乾かすとよいらしい。
塊にして乾かしたあと砕いて、20メッシュとか30メッシュ、いっそのこと65メッシュでもよかったかもしれない。
ただ、20メッシュと30メッシュは持っていないので、来年の夏までに追加購入せねばなるまい。
今年は仕方ないので12メッシュで篩って、広げて乾かした。(乾いたのをバケツに入れて、一晩おいた)
(5)番茶(焙じ茶)ねりこみ
この工程はだいたいクリア。(先生のダメ出しはもう気にしない)
まずは茶葉を時間をしっかり水に吸わせてから煮出す。これがミソ。
(前の晩遅くに浸して置き、早起きして煮始める)煮出す時間をかけても、それで濃くなることはない。
乾かした灰に番茶はけっこうかけないと練るところまでいかない。ただし、突然にドロドロになるから見極め難しい。
後は仕上げの裏ごしと選別。
裏ごしたものを広げて乾かすのがいい顆粒を作るのがミソだねぇ。
これは12時~13時にしたい工程。
以上の工程を8月の日差しを使ってこなすこと。
来年は今年覚えたことを生かして、もうちっとマシなものを作りたい。
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