★サントリー美術館 サイト
リニューアル・オープン記念展Ⅰ「ART in LIFE, LIFE and BEAUTY」 ※9月13日(日)まで
久しぶりにサントリー美術館へ行ってきた。
新型コロナで再開が遅れた上に、イベントや呈茶は中止、週末の夜間開館もなくなっていて
正直言って行きづらい。
最近は定期券の範囲内から徒歩で訪れていたのだけど、この猛暑の中ではそれも出来ず、地下鉄を利用。
ま、でも平日の午前中だし、猛暑の分だけ空いているかも~と思ったら、開館前の列はできた。
行列もソーシャルディス!
まずは受付でメンバーズカードの延長手続きを取った。(頑張って、モトは取るぞ!)
次回の更新は1,000円値上げしちゃうんだよねぇ。。。
今回は日本の歴史(近世史? だいたい江戸時代以降)の中における生活と美術工芸がテーマ。
まずは女性の装い。
いきなり化粧道具が出てきてビックリしたけれど、そういえば上流階級の化粧道具って漆工芸の粋にあふれている。
香合もだし、鏡台も、櫛や簪、笄、色とりどりに性たちを彩ったアイテムに圧倒された。
先月に「きもの」展を観たばかりだし、衣装だけでなく、小物も侮れないなぁと思った。
櫛や笄など髪を飾った小物から髪型へ。
結髪の見本帳、明治時代になってからの洋装に似合う束髪の図会が興味深かった。
着物も示してあったけど、トーハクの「きもの」展がすごかったせいか、さらっと見る。
誰が袖屏風はサントリーでも何度も観たし、根津美術館でも観た~と、ん? あれ?Gパン?
現代のアーティストによる誰が袖屏風もあった! びっくり、でも面白い。
続いて、男性編。って、甲冑。ここも現代作家とのコラボあり。
小敦盛絵巻(平敦盛の子が主人公)ってのもあって、面白かった。
当時の風俗がわかりやすく描かれていているのが興味深い。
パネル?に導かれるようにして、進む。
4階から3階への階段、ここはちょっと変わったかな?
3階は宴やお祭りなどに関係するもの。
今はどちらも自粛だから、それだけに「これも日本の風俗であり、文化であり、暮らしであり、美術だよなぁ」って、しみじみ思った。
薩摩切子はやはり美しい~
そして、海外とのコラボ!?
南蛮屏風。
日本人が描いたヨーロッパの王侯貴族描いた泰西王侯騎馬図屏風は
ココで青年部のミニ茶会が開かれた際に開催されていた展覧会で鑑賞したっけ。
サントリー美術館を代表するコレクションの一つ。感慨深い。
そしてIHSの文字が螺鈿で華麗に書かれている書見台など南蛮文化を代表する逸品。
ウンスンカルタも面白し。
廻りに人が居たのは最初のうちだけで、気がつけば最後の方は展示室を独り占め状態!?
(私がサクサク鑑賞しちゃったせい? でも、ちゃんと展示物は鑑賞した)
今回は所蔵品がほとんどだったので、写真撮影もOK。(一部、個人蔵のもので撮影禁止あり)
気になった作品は撮影して、後から見直したり。(実見した印象を阻害しない程度に、ね)
サントリー美術館はメンバーズにもなっているし、金曜土曜は仕事帰りにも行けるのが魅力。
疲れた時、クサクサっとした時に寄っては気持ちをリセットするのに利用した。
時間の空いた時にも行けたし。
リニューアルしてパワーアップした分、もっと訪れたたいけど、当面は難しいかなぁ。
今回も9月前半までやっているから、時間があったら再訪したいなぁ。
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