
2014年3月13日に○○医療センターの○○先生に変形性股関節症の手術をしていただきました。
39日間の入院生活でした。16日間は 3階の病棟で、23日間はリハビリ病棟で過ごしました。そして今、2か月が過ぎ、もうすぐ3か月目の初検診日を迎えようとしています。
ですが、いまだ心も体も不安定です。
手術さえすれば、あの苦痛だった状況がゼロになると思っていた愚かな66歳です。
手術された方のコメントは、もっと早くすればよかったという喜びに満ちたものばかりでした。
今、私に後悔はありませんが、もっと術後の具体的な様子が知りたかった。
だから同じ病の方の参考になればとこのブログを立ち上げました。
病の状況は人それぞれ違うと思いますので、私の場合を述べてみたいと思います。
幼い時からお転婆で体を動かすことが大好きでした。
昨年までは、夫とウォーキング大会に喜びを見出し、孫たちとキャッチボールや水泳を楽しみ、町の体育館ではバレーボールやツクポニーに親しんで10月までを過ごしました。それが年末になり痛みは尋常ではなくなり、正月は百円均一の杖を10本買い込んで、どこにでも置いていました。一番助かったのは階段でした。
それでも、秋から予約していた1月4日は、雲仙の「有明荘」に1泊2日。2月はカニを食べに雪の中を鹿島の「鶴荘」に1泊2日。でもそれら楽しかるべき旅も時折の「アイタター」に自分がうちひしがれ、夫に申し訳なく、とうとう決心して2月に急きょ医療センターに申し込みました。
そこでの私の第1声は「先生 参りました。手術お願いします!」と頭を下げることでした。
だって12月の初診察の時は「手術以外に方法はないんですか?薬とか貧乏ゆすりとか手術以外の方法はないの?」というエラそうな態度でしたから・・・。
もう2か月で絶望感を十分に味わっていました。読んだ本は10冊以上、整体院は2軒。インチキくさいことには悲しみは増すばかりでした。筋力体操すれば手術の回避があるかもとサークルにも毎週通っていましたが効果なし。
よく怒りもせず3月の再診予定を入れていてくださったと思います。もしかしたら、経験上こんな風にもっと痛くなって耐えられなくなることがお分かりだったのでしょうか?
ありがたいことです。2回目で幸いにも空があり手術日が決まり、貯血までして次回は入院と、とんとん拍子に決まりました。
ここでも、ラッキーなことに、待合室で退屈まぎれに花柄の杖を持った女性に話しかけてみました。
「手術はもうおすみなんですか?」と・・。すぐに意気投合して電話番号を交換していただきましたので、彼女にいろいろアドバイスを頂いて準備をしました。
同病の士ありがとう。