ゴールデンウィークに出かけるなら、そこはやっぱり楽なバス旅でしょと、またもやバスツアー参加。
今回は、「母の日ツアー」と銘打たれているので、さぞかし母子が多いのでは?と思っていたら、いつもと同じく年齢は 前期高齢者風が殆どの、バス旅に慣れた様子の人ばかり。
昼食は、ツアー初という 宇部市あすとぴあの「風のみえる丘 フェリース」。 高台にあるチャペルつき結婚式場。 130年前のステンドグラスなどが使われているアンティークな洒落た西洋風建物での 優雅で美味しいフルコースランチ。 目に入る全てが女性の憧れ。 でも、ツアー客としては 惜しいことに、売店がない!ここでおしゃれな小物やクッキーの買い物が出来たら、もっと良かったのに・・。旅する高齢者だからこそ 可愛いガラス製品とか手提げとか見たいし買いたいのに・・。
この「風の見える丘」のランチタイムが これから、バスツアーにどう発展していくのか 楽しみになりました。
ツアーのメインは、茶摘み。見晴らしの良い小高い丘を2か所、かなり登りましたが、足は大丈夫でした。夫と二人でする初茶摘み体験は、何より新鮮で、楽しい思い出作りになりました。
おやつタイムは、美祢市の「きららオーガニック園」で、食べ放題、飲み放題のスイーツバイキング。
ここでは時間がたっぷりありましたので、園芸店をのぞいたり、庭に寝そっべてみたりしました。一年で一番気持ちの良い季節って今かしら?立夏だねと思ったり、術後1年が経って、痛まない足に ようやく人工骨が私の骨になってきたんだねと 幸福感に浸りました。
ところが、帰りの最寄駅にタクシーがなかなか来ない。仕方なく表通りを歩いて帰る途中 タクシーを見つけました。あわてて車道に斜めに飛び出して(すっかり足は人工骨と云うことを忘れて)乗ったタクシーの中で 足がちょっとおかしい。 家に帰って 風呂に入っても、股の付け根、股関節周り、骨の当たっている臀部、腿、全部に違和感が・・。 昼間の幸福感はふっとび、暗ーい気分で夫に 「ごめんなさい寝ます」。すると彼が言いました。「もうお腹いっぱいで、夕ご飯は入らないからいいよ」 だよねー。 朝5時30分起きのバス旅の疲れが、一気に出たのでしょうか?
ベットに横になって 血栓予防の足指体操をして、ぐっすり眠りました。 すると翌朝には、すっかり治ってました。良かったあ。
お腹も17時間空きっ腹にしたことで 快調、快腸。 二人して「無理して晩御飯食べなくって良かったね」と・・。こんな身体も心も自由気ままができるのも、明日の予定のない年金暮らしだからこそ!社会の第一線を退くって、幸せだね。でも、人並みにゴールデンウィークの渋滞には巻き込まれたくって参加してみましたが、バスは滞りなくスイスイと渋滞なしで拍子抜けするくらい。 ただし最後に伏魔殿あり。まさかタクシーが 難とは。いつでもタクシーには乗れるって考えが甘かった!
こうして、いろんな経験して 骨にも人生にも慣れていくんですね。
「風のみえる丘」の彼と。 5月の金太郎とアリスは 駐車場で1年間のお別れ。
すっかり、華やか芍薬も開いてました。 ご近所からの筍は「味噌汁」に。
蛍袋、花にら、紫露草も一緒。 メインは箱根の「豆腐かつ」を真似てみました。
「さくらえび」「高菜の油いため」「人参とじゃがの蒸し物」