二泊三日の旅に出ました。
一泊目は「新富良野プリンスホテル」。
20数年前「富良野プリンスホテル」のカニ食べ放題に出かけた時は、近くにある『北の国から』というドラマのセットが目当ての観光客でいっぱいでした。この時は、大阪の友人Kさんと行きましたね。 今回は、夫と二人です。「新富良野観光ホテル」。やっぱり近くにはテレビドラマのセットが作られ『風のガーデン』『優しい時間』倉本聡作品だそうですが、生憎ドラマを観てなかったので・・・。でもセットの家もプリティッシュガーデンも素敵でした。 作りすぎていない自然の魅力がありました。
『風のガーデン』のセットだったそうです。 早朝4時30分、 朝焼けの美しさ!
さあ、歩こうと早朝散歩に出ました。最近は、フットパス=歩くための小道が注目されていますが、まさにここはうってつけでした。
小道には、チップが丁寧に敷かれていて歩きやすく、きつつきの木を突つく音や、小さな小川のせせらぎの緩やかにさらさらっという流れなど、ここに来なければ味わえない早朝の富良野の森林ならではの 贅沢でした。
『ニングルテラス』という妖精のロマンチックな店が17軒も森の中に点在・・。夜はライトアップした優しい時間。
二泊目は「ザ・ウィンザーホテル洞爺」。ここは憧れでした。あまりにも期待が大きすぎたのか 感動なし。ごめんなさい。
でも、部屋から洞爺湖畔で毎夜開催される花火大会を眺められたのは、なかなか良いものでした。が、洞爺湖温泉に観光客を呼ぶ為の目玉として旅館組合が毎晩とお聞きして、どうか集客できますようにと願いました。大変な金額でしょう?爆買いしてくださる中国の方々も少ない気がしましたね。
このホテルでも、やっぱり我ら夫婦の楽しみは、早朝散策。サミット記念公園やゴルフ場などを巡り、要塞型のホテルを1周しました。洞爺湖を望む山の頂きに作られたホテルなので、木も林もなし。サミットの爺様たちは多分散歩しなかったでしょうね。
いつも旅の楽しみは温泉。でも今回の旅の一番の不満は、風呂。温泉でした。
「新富良野プリンスホテル」の風呂は、なんと4回もエレベーターを乗り換えていくんですよ!年寄には記憶できない順路。
「ザ・ウィンザーホテル洞爺」の風呂は、白いスリッパとガウンを着て、延々と歩いて別棟の風呂へ。どういう群れかと変でしょ?
どちらのホテルの温泉も、ここまで長々と引っ張っていって、ガッカリ 小さめの 普通風呂。
年寄、子供、身障者に優しくないし、相手にもしていない。
今のホテル業界への要請は風呂とフットパスですよ。大人数の我ら団塊の世代を相手にしなくてどうしますか。 まだまだ、この年代は旅しますよ。小径を散策して、のびのびと露天風呂に入るって最高でしょ?御馳走は、もうそんなに食べれないし・・。
夫と二人、ツアーを選んでの旅ってホント気楽で安価で楽しいですね。勿論、1日多分10,000歩は越えていたでしょうね。足?痛みなし。散歩には傘杖をつきました。山道もとっても楽でした。夫君、ありがとう!
お天気にも恵まれて、 思い出いっぱいの 北の大地の旅 でした。
『富田ファーム』のリンゴの木にビックリ。 ポプラ並木も良かったね。
美瑛『四季彩の丘』では、トラクターに乗りました。