守り抜かれたシルクロードの秘宝。全てが、すばらしかった!
「自らの文化が生き続ける限り、 その国は生きながらえる」
として、戦禍の中を命がけで秘宝を守り抜いた博物館の方々を、心より尊敬します。
不法に持ち出され、日本で保護されたものもアフガンの復興の象徴として返還されるそうですが、内戦が終わって、安全な国になったのでしょうか?アフガンの平和を祈ります。
タリバン政権(イスラム原理主義)の、2001年のバーミヤンの大仏爆破は日本人にとっても衝撃的でしたね。
考古学者として、かってバーミヤンの石窟調査をされ、写真測量を残された樋口隆康氏(昨年95歳で死去)の資料は、破壊された今となっては、 とても貴重ですね。
また、日本画家の平山郁夫氏(2009年79歳で死去)は、文化財を守ることは、人々の心を守ることだとして、日本に流出してきた文化財保護に尽力されたとか。
そして、アフガンといえば、ペシャワール会の中村哲医師。本当に、頭が下がりますね。
この三人の立派な功績の方々を、アフガニスタンにおける日本人として忘れないようにしたいですね。
それにしても、秘宝の数々は、全てが現代人が真似できないほど精巧で、何千年前なんて嘘やろと いうくらいおしゃれな造形でした。
ティリヤ・テペ(黄金の丘)の遊牧民の王族の墓に埋葬されていた豪華絢爛な金装飾具類のすばらしさ! 見る価値ある流浪の文化財でした。
感動冷めやらぬまま、隣の「グリーンハウス」の美味しいアラモードを食べましたよ!
孫ちゃん自身から初めてもらった プレゼント。 可愛いねー。人形も彼らの心も・・。