朱の徒然

変形性股関節症の76歳

映画 「ブルックリン」

2016年07月09日 | 日記

 小雨の中「山笠飾り」を見て、M様とお会いした後、映画「ブルックリン」を観ました。

 

 

 しょうもない腹立たしい 駄作でした。

 主演の女優は、いかにも白人の美しさ、健康さに溢れた 若くて知的で魅力的な女性でした。

 でも、映画の内容は、最悪でした。

 不景気な戦後。(私が3歳のころ) 戦勝国でも、そうだったのね。

 一人ぼっちのアイルランド移民の女の子。神父の紹介でニューヨーク市ブルックリン地区の女子寮に住み、昼間はデパートガール、夜はブルックリン大学で簿記の勉強。 そしてイタリア移民の配管工と恋に落ちて、青春を楽しんでいたら、姉の急死の知らせが。

 急きょ帰省することになり、愛の証に入籍。 母親にも友人にも結婚したことを何故か話さず、故郷で生活をする。

 昔の片思い?の男と再会して故郷の生活を楽しむ。 そこへ、かってのアルバイト先の意地の悪い経営者が、「ブルックリンで婚姻届出してるでしょう!」といったので、「この故郷は、昔から こんな町だった」と、怒ってブルックリンへ戻って、何事もなくイタリア男に愛してるって・・・。 

 えー、なんでーなんでー、汚ったない女! 結婚を隠す理由が分からない!気分は昔の娘だったから?でもそれ、自分以外の全ての人に対して、失礼でしょう?

 ババアを恨むんじゃなくって、目を覚まさせてくれてありがとうじゃないの?

 イタリア男と結婚したのも自分の意志。裕福そうな地元の男や、母親に夢を見させてしまったのも自分が悪い。 まさかババアが意地悪で、幸せから引きづり落としたとは思わないでしょうね。ああ、びっくり。

 広告には、⦅夢と仕事を求めた女性の恋と成長、人生の選択を描いた⦆となっていて、第88回アカデミー賞で作品賞、主演女優賞、脚本賞にノミネートの感動作と書いてありました。でも、イギリス人てこんなに不純で平気なの?と 不信感を抱かせる映画でした。それを賞でまで称賛なんて・・。

  世の中って・・。変なの・・。

 イギリスのEU脱退とかぶりますね。国民投票で勝ったのに、脱退賛成派の強力指導者が誰もいなくなって、賛成投票した国民も、まさか脱退できるとは思わなかったって、聞いてるこっちがびっくりの選択ですよね。国民性でしょうか? イギリス人て・・・。

 でも、他国を笑ってはいられない。我が国も、いつのまにか戦争のできる国に今度の参議院の投票次第で、与党過半数で変えられるかもしれない。国民が知らない間にね。システムとして・・。

 

   バングラデイシュ・ダッカでは、20人のテロの犠牲者が出た。そのうちの7人は、日本人。

 ラマダンで、イスラムの方々が断食している時に、白人と日本人が高級レストランで飲み食い。そこを、ISに計画的に狙われた。  非業の最期に、お悔やみ申し上げます。

 日本は、他国への経済援助、経済協力、経済支援が盛ん。 日本人としては、自分たちはボランティア精神があるので、特に東アジアの方々は、親日と思ってきました。 ところが、いつの間にか、イスラム以外は敵!と変わっていたことに気付けなかった。 経済向上が生きる上で一番大切って人間ばかりじゃないことに気付けなかった・・。

 もしかしたら、上から目線でのボランティア精神ではなかったかしら?

 特に、日本人はアジア人の姿をした欧米もどき人に変わっていたのね。

 もはや全ての善行が、西洋の価値観の押し付け、十字軍と思われるのですね。 

 そんな世界の大変革の時に、こわもての与党と軟弱な野党という 選択しかない選挙って 怖いね。

コメント
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