今期10回目の読書会「億男」。
作者・川村元気。「東宝」の超有名プロデューサー。
私が観た映画作品は、「君の名は」「悪人」「何者」。どの作品も、ちと個性的でしたね。特に「何者」。後半は、舞台仕立てで画期的な作品でした。
1979年生まれの39歳。作家としては、
第1作目「世界から猫が消えたなら」命とモノがテーマで1週間の話。(がんを宣告された身近な人がいた?)
第2作目「億男」 金と幸せがテーマで30日間の話。(落語の「芝浜」からヒント)
第3作目「四月になれば彼女は」 愛がテーマの6か月の話。(サイモンとガーファンクルの歌詞からヒント)
3作品とも映画化。また「ドラえもん のび太の宝島」の脚本も書き大ヒット。今は、文芸春秋で「百花」連載中。もう時代の花形スターですね。2020年の東京オリンピック開閉幕の総合プランニングの一人にも選出されているという。凄い奴!
さて、「億男」ですが、ほぼ読書仲間全員 ブッツぷー 不評でした。 漫画チックと・・。
色んなところから、色んな格言とか言葉を持ってきて、継ぎはぎして、これが小説? 作者は 感性が豊かで目新しくって抜きんでてるかもしれないけど、作家として深みがなく多才過ぎて逆に気の毒な気が・・・。?と怒られそうですが、TVで時々お見掛けするIT長者や投資家の超多忙さと一緒の感じ・・。浅い浅い考えと生活から生まれてて 幸せに見えない!
才能が有り余るから、仕事が面白くって成功する。でも羨ましくなんかない、 そんな大金も自由も いーらない!
我ら庶民は、生活の為に お金を稼ぎ、貯め、使ってきて 楽しい今がある。
お金いっぱいなんて もういらないんだよ、元気くん! 必要なのは、安らかな心持と信頼できる人間関係だけ・・。
でも、映画は,楽しみに待ってまーす‼ 佐藤健、高橋一生、 んー、どっちが魅力的かな?
どうでもいいだろBABA? はいはい 70歳でもイケメン好きでゴメンね。
縁が欠けても捨てられない、七転び八起きダルマ茶碗。一人ぼっちでの姑介護の日々を思い出す器です。
もう、メダカの子たちがあちこちで生まれています。トクサも頑張る花の少ない台所。老眼鏡かけて、掃除しなきゃあね。