標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

気温の変化の激しい季節の移ろい。でも、確実に秋を告げる草花や虫たち。

2018-09-12 19:22:43 | 日記
今日は、最高気温が22℃だった。先日の台風21号、北海道の地震のあと秋めいてきた。昼間暑くても朝晩は涼しくなった。週末は真夏日になるかもしれないとのことだ。昔のように徐々に夏から秋に移り行く季節の変化が、今年は地震の波形のように急激に変化する。

しかし、ゆたりとしていても、激しい変化にせよ、わが家周辺の自然は確実に移っている。日中は曇天で、夕方になってタロ(犬)と散歩に出かけた。ご近所の草むしりをしていた奥さんが、「ぽつりと降ってきましたよ」と言う。早く行って来ようと駆けだした。タロが前足と後ろ脚をそろえてピョンピョンと駆けだした。10mも進まぬうち、私の方が走るのを止めてしまった。疲れを知らない子供のようだ。散歩中は、降るというより雨粒がときどき落ちてくる程度で済んだ。

こんな一日であったが、庭や周辺の草地は秋模様になってきている。今の主役はキバナコスモスだ。今年は盛夏時が猛暑であったので、雑草を狩る機会を逸してしまった。コスモスの周りは雑草で茂っている。それでもコスモスは高く伸びていて、1mは超えるものが多い。
コスモスだけを残して雑草を刈ろうと思うが、足を踏み込むのを躊躇した。ヘビが出たからだ。コスモスが咲いているエリアは家に近い所なので、奥の方から草を刈って来ると、ヘビをわが家や隣家の方に追い込んでしまう可能性がある。

キバナコスモスに続いてピンク色のいわゆるコスモスが咲く。草刈りは当分見送ることにした。その間、花やそれに群がる昆虫などを観察することにした。


群がって咲いているキバナコスモス。


ピンクコスモスも咲きだした。


ハナトラノオの蜜を吸うミツバチ。


毒キノコだろうか? 雑草の中から顔を出したキノコ。


シジミチョウの仲間かな。


草と見分けづらい緑だが、中央につがいのオンブバッタ。おんぶしていなくても、オンブバッタという。交尾のためにメスの上にオスがしがみついている。
コメント
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