標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

りゅぐうに着陸しジャンプするロボット:人間の叡智の素晴らしさと、地上の人間の愚かさを思う。

2018-09-23 21:03:05 | 日記
22日に、探査機はやぶさ2が、小型ロボットを2台放出し、小惑星りゅうぐうに無事着陸したといのこと。ロボットは重力が小さい小惑星で動き回るために、車輪ではなく、地面をジャンプしながら進むという。ジャンプしながら撮影したりゅうぐうの表面を撮影した写真が公開された。また、イメージだがロボットがジャンプしながら進む画像もあった。

りゅうぐうは地球と火星の間を公転する軌道を回るが、大きさや形は推定にとどまるとのこと。今回の探査で、詳細が明らかになりそうだ。また、地球に近接する小惑星で、地球に衝突する可能性もあるという。りゅうぐうを調べることで、地球の成り立ちなどの解明に役立つとそうだ。

今更だが、人間が実際に手を下さなくとも、正確にロケットを惑星に送り、ロボットを着陸させたということは、人間の叡智のすばらしさを再認させられた。

それにつけ、地球上の人間の営みは、なんとあいまい、緩慢で愚かなことだろうか?
戦争、テロ、権力による弾圧などで、殺戮を繰り返している。そして、台風や地震などによる災害は、地球規模で多発している。人為または自然の驚異を乗り越えられずにいる。

りゅうぐうのニュースを見て、いっそのこと小惑星にでも移住した方がよいのではないかと思ってしまう。私の世代での実現は無理だが、将来はそんなときも来るのかもしれない。

探査機本体のはやぶさ2は、今月27日りゅうぐうに着陸する予定とのこと。着陸の成功をねがいつつ、将来の夢につながるような成果を期待したい。
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