標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

青いまま収穫したトマトが次第に赤くなっている。でも、まだ「半分青い」ままだ。

2018-09-24 19:59:19 | 日記
NHKの朝ドラ「半分、青い!」が、今週で終わる。それにちなみ、網の器のなかの半分は赤くなり、半分青く残ったミニトマトの紹介だ。


半分赤く、半分青いトマト。

1週間前になるが、17日にわが家の畑の整備をするためトマトをすべて抜いた。その時、青い実を取っておいた。網の中にいれて寝かせておいたところ、半分ほどは赤くなった。ここ数日、毎日数個ずつ赤くなったトマトを食べている。畑で完熟したトマトとは違い甘みは劣るが、シャキッとした、食べ応えのある味わいだ。

畑で育てていた時は、毎日のように数個ずつ収穫できた。妻と二人で丸ごと食べていた。だが、収穫後赤くなったトマトは堅い。毎日食べられる数が少ないので、妻はサラダに添える時、半分に切っている。それでも、硬いので形は崩れない。

わが国ではトマトは、数少ない生産量が増えている野菜のひとつだそうだ。わが家でもトマトは必ず食卓に上る。トマト本体を食べるのは朝のサラダが多い。そのほか、朝には欠さず、ゴウヤ、レンコン、生姜、人参などをミキサーでつぶし、スムージーを作っている。
また、調味料としてのケチャップはよく使う。

妻は、トマトを生でそのまま食べるのが好きだ。私は酸味を感じ過ぎるのか、酸っぱさで身震いするときがある。塩をかけて食べるのが通常だ。また、最近はオリーブオイルをかける。オリーブオイルは万能調味料といえそう。スムージーにもオリーブオイルを入れる。

幼いころはトマトは貴重な食べ物だったような気がする。そのころトマトといえば塩が当たり前だった。母は大ぶりのトマトを四半分に切り、塩をかけていた。他のトマトレシピは知らなかった。

小学校の高学年だったか、夏休みに母方の祖母を訪れた。たしか、夏祭りだったと思う。昼下がり、祭の神社に行くのには、早すぎるからだろう、縁側でおやつとしてトマトを振る舞われた。その時、祖母はいきなりトマトにソースをかけた。ややとろみのある中濃ソースだったと思う。恐る恐る食べたところ、旨かった。

このトマトソースならぬ「ソースをかけたトマト」の思い出が、幼いころの思い出として残っている。理由は分からないが、私の記憶の中では、上位にランクされる思い出だ。
半分青いトマトが赤くなり、完食できるのはいつごろだろうか? 楽しみだ。
コメント
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