日常にバカンスを!

お台場に住むakkiitaner(アッキーターナー)のまったりな日常とぼやきっぷり、っぷり。

パリのビュット・ショーモン公園ー6歳の娘のはしゃぎ方

2008年03月18日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強
【スプリンクラーの下をくぐっておおはしゃぎ!】

ビュット・ショーモン公園は
パリにある公園の中でも、
ペット好きにはたまらなくありがたい公園らしい。

パリに住んでいる友人から
「ビュットー・ショーモン公園だったら、
うちの犬も連れて行けるし、行こうか」と誘われた。
「あ、その公園だったら、昨日行ったよ、
あそこは犬も大丈夫だったのね」というと、
「行ったばかりだったら、やめとこ」と、あっさり提案は引っ込められた。

代わりに行ったところは確か、友人のアパートの近く、
マレにあるヴォージュ広場だったかと思う。
出版社に勤めていた時に知り合ったこの友人は
わざわざ自分の時間を犠牲にして、
パリを案内するなんてサービスはしてくれない。
一度、私の泊まっているホテルに来て、
ルームサービスをとって一緒に夕飯を取ったことがあった。
私が気を遣って、取り皿に友人の食べる分をとってあげようとしたら
「余分なことはしないでくれる」
とぴしゃりと言われてしまった。
一緒にその場に居合わせた母が友人が帰ったあと、
「あんたのお友達、キツイ子だったわねえ」としみじみと
心のそこからつぶやいた。
「そりゃ、海外に1人で住んでいたらそうなるわよ」
とかばいながらも、実にわたしが感じたことを母が代わりに
言ってくれたので、ちょっと気が晴れた。

日本人特有の繊細な気の回し方が、
個人主義なフランスで暮らす友人にはうざいことであることは
確実だった。よって、パリを案内する、なんてことを
友人が気を遣ってしてくれるはずもない。

もし、私にニューヨークで暮らした経験がなければ、
そんな友人を冷たい人だと勘違いしたかもしれない。
個人主義がある意味
究極の思いやりでもあることは、
それになじんでいない日本人には分かりづらい。

案内されてパリを歩くより、
大変でも、自分で地図を見ながら悪戦苦闘して
目的地に着く方がずっと面白い。
ただ、子連れだからちょっと甘えたかった気もしたが、
友人ははっきりと言った。
「私子供好きじゃないのよね」と。

最近では、パリに行っても友人に会うこともなくなった。
それは、どうしようもなく寂しいことなのだけれど・・・・。
コメント
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