日常にバカンスを!

お台場に住むakkiitaner(アッキーターナー)のまったりな日常とぼやきっぷり、っぷり。

パリからシャルトルへー6歳だった娘と初体験

2008年03月10日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強
娘が6歳だったころ、私はまだ更年期障害ではなかった。
まだ、何となく自分がずーと若くいられるような気がしていた頃、
それなりにエネルギーもあって
パリからどこか電車に乗って出かけたくなった。

メモ用紙に行き先を書いて(フランス語で)
それを握りしめ、パリのモンパルナスの駅へと
娘と向かった。

ストーンと空に伸びたモンパルナスタワーが目印。
駅はそれなりに大きく、分からないことだらけだったけど。
まだまだ冒険者を気取ることができた頃だった。
改札では行き先を書いたメモ用紙を見せ、
大人1人、子供1人の往復切符をなんとか無事
買うことが出来た。自分の力をまだ信じていた分、
用意周到とはほど遠いずさんな計画だったが、
私と娘は本当に目指すシャルトルという町に降り立てた。
それはヨーロッパで初めて味わう電車の旅だった。

ただ、駅前はがらーんとしていて、
旧市街地まで歩いていかねばならない。
私たちはそれでもたどり着けた。
シャルトル・ブルーと呼ばれて本当に美しい
ステンドグラスを持つ、美しい「ノートル・ダム大聖堂」に。

町は中世のまま時が止まったように静まりかえっていた。
ゆったりと流れる小川の周りを散策して、
その崇高で気高いアカデミックな町の空気を堪能した。
大聖堂ではパイプオルガンの響きと共に、
6歳の娘は居眠りをした。それは、天使に囲まれているような
安心感に満ちた眠りだった。
私は訪れることの出来た喜びでいっぱいになって、
こっそり音もたてずに、主の祈りを唱えていた。

●シャルトルChartres モンパルナス駅から急行で50分、
              普通70分。1時間に1~2本
              (日曜は少ないので要注意!)
 
4世紀半ばから巡礼の聖地として栄えた古都。町には河がかかる
重厚な石橋や数百年の水車、船着き場などが残る。中世の雰囲気
が今でも残る。ノートルダム大聖堂は世界遺産で、町のシンボル。
観光案内所
pl.de la Cathedrale
02 37 18 26 26
http://www.chartres-tourisme.com
コメント
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