日常にバカンスを!

お台場に住むakkiitaner(アッキーターナー)のまったりな日常とぼやきっぷり、っぷり。

パリのバガテル庭園ー小1だった娘との思い出

2008年03月12日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強
パリの森で踊っていたのは
オードリー・へプパーンとジーン・ケリーだっけ?
あれ、男優の名前が思い出せない。
映画「パリの恋人」での舞台は、
はたしてパリのどっちの森だったのだろう。
ヴァンセンヌかブローニュか・・・・?

さて、私と娘はブローニュの森を目指した。
正直いって、気楽な気分で
「森にある遊園地に行ってみる?」と娘を誘った。
ところが、わたしたち親子は迷いに迷った。
まだ6歳だった娘は迷っているその状態すら楽しめる、
まだまだ幼児の感性できらめいていた。だから、
遊園地にはたどり着けなくても、
森の入り口にある小さな公園の遊具をみて、
嬉しそうにかけていってくれた。
結局、遊園地には行けず、
ママが本当に行きたかったところ、
バガテル庭園にだけたどり着けた。

庭園にはクジャクがいて、
娘の執拗な追っかけにひるむこともなく、
悠然と2本の足をスキップさせた。
「はねを広げてよ」と頼むと、「やだよ」と言われた気がした。

5月中旬から9月まで、
9千本のバラが次々に咲き競う。
主役のバラ以外にも、睡蓮の池では睡蓮も風に揺れていた。

このバラ園を訪問してから、
私はベランダと小さな庭でバラを育てるようになった。
もし、ガーデニングや造園に興味があれば、
バガテル公園は生きたガイドブックのような存在だ。
森を巡る散歩道のあちこちに小さな城館や池、
広い芝生、花園がバランスよく配置されている。
変化に富んでいて飽きさせない。

イギリス式の回遊庭園があったかと思うと、
フランス式の幾何学庭園にもお目見えだきる。
あんまり実感できないけれど、日本庭園だってある。

娘がバラのアーチのしたをくぐってはしゃぐ。
子供の無邪気な笑顔に合わせるように、
バラの花びらが揺れていた。

●バガテル庭園 Parc de Bagatelle
Bois de Boulogne, route de Sevres a Neuilly
01 40 67 97 00 無休
43番のバスでplace de Bagatelleで下りるのが一番効率がいい
行き方だろう。メトロ駅から歩くと私たちのように迷うかも。
ブローニュの森西北端の入り口近くにある。帰りのバスを待って
いるとき、木々が織りなす深淵で静謐な雰囲気に飲みこまれそうに
なった。そこでは人間が侮れない何か、
自然への畏敬の念を呼び
起こされる。くれぐれも夜には迷い込まぬよう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする