昨日の続きです。
製鉄技術に長けた鴨一族。
農具として使ったり造船したり、鉄を田んぼに刺して雷を落とし、土壌を電気分解して、収穫量を上げることもしていたようです。
鉄が神々より地上の人に与えられたのは、最初は民を飢えから救うため、稲穂を実らせ食を困らせないための土壌作りのためだったのではないか?と思いました。
便利な文明の利器は、次第に鉄を武器に変えます。民を飢えから救う利器は、民と民が命を奪い合う道具に姿を変えます。
稲作がまだまだだった時、洞窟で雨風を凌ぎ獣に怯えて移住し、人は飢えで死ぬ事もありました。稲作がもたらされても、天候により不作が続いたり、肥沃な土壌でなければ生きるための食は大地からはとれません。
土壌に雷をおとし電気分解すると、酸性やアルカリ性に傾いた土壌を、一旦リセットできるし、それがに豊作につながります。
剣の使い方を示したのが雷の神様タケミカヅチ様が剣の上に座った話と繋がる気がしました。
七支刀の刀は、炎のような形です。雷は風雨を伴いますから、この火と水をもって、土壌を肥沃な大地を変えたのかもと思いました。
九州の高野宮の七支刀を持った御神体(物部氏か?)の他に、頭に皿を載せた河童のような御神体もあるようです。河童は緑?かもで、赤鬼みたいにもみえますが、お皿を被ってますね。
七支刀が火とすると、河童は水と縁がありますね。お皿が渇いたら生きられない。
また、三輪山の山頂に鎮座します日向御子神を御祭神とする高宮神社(こうのみやじんじゃ、位置)という神社があるようで、九州の神社と名前に繋がりを感じます。
天と地を雷という荒行で、少し強引なやり方だけど中和させるために大地に刀をさして火と水と、さらには電磁力(神様エネルギー)のようなものを使い土壌を電気分解する。
今のコロナや信じられない惨禍、人災ではあるものの、世界に渦巻く災難は神様からの荒行の雷のようにも感じ、、火が早くおさまるにはどうすれば良いんだろう、、、と考えてしまいます。火上がった赤鬼のような河童の皿には冷水が必要です。
和平の祈りを古代から継続する天皇陛下を黒子になって支え、古代祭祀を守り続けてきた鴨一族は鉄をもたらしたとされています。
剣は古代祭祀と戦いの両方に使われます。戦いは、兵器の害から守るための戦い、、かな。
ロシアなど怖い隣国がいる中、日本の在り方はどうあるべきなのか、難しいところです。
皇居のお堀には鴨🦆が泳ぎ、可愛らしい姿にホッコリします。国民の安寧と世界平和を日々祈っています皇族の御方が昔から伝統として鴨を放っておられます。
日本国民として、このようなほのぼのとしたお姿を拝見できるのはありがたいです。
古代から脈脈と繋がる生命を大切にし、誰一人として戦いで命を落とさない世界。そんなミロクの世は、荒行の後にくるのでしょうか。
エネルギーを貯めた冬の枯れ木から花が一斉に開くような世界が到来してほしいですね。