摂津三島からの古代史探訪

邪馬台国の時代など古代史の重要地である高槻市から、諸説と伝承を頼りに史跡を巡り、歴史を学んでいます

古代出雲の史跡や神社を巡る1~ 猪目洞窟遺物包含層、出雲大社

2018年09月23日 | 出雲

 

昨年、6月にお休みを取れたもので、かねてからじっくり訪ねてみたかった出雲~松江~美保を旅し、家族と一緒ならなかなか行きにくい、古代史関連の遺跡、名勝や神社をまとめて訪れました。良い思い出を振り返る意味で、何回かに分けてアップしたいと思います。梅雨の時期にもかかわらず、お天気にも恵まれました。

とにもかくにも、まずはここから始めないと、と出雲大社で旅はキックオフ。やはりその規模の大きさには感動しましたね。

出雲大社について、情報を充実して新たに記事を投稿しました



御神座はコッチを向いている、と説明板ありました

 

周囲には摂末社がたくさんあるのですが、下の写真の手前が、出雲国造の始祖、天穂日命のお社。奥は、神在月に神様がお泊りになる、十九社。



同じ日に、個人的には出雲大社以上に気になるスポットだった、出雲大社の北の海岸沿いにある、猪目洞窟遺物包含層にも行きました。出雲大社から車(レンタカーで巡りました)で20分程度ですが、細道でドキマギしながら到着。さすが出雲国風土記で「黄泉の洞窟」と言われるくらい、凄みを感じました。



船置き場として使われてるよう


案内板の記載によると、1948年に船置き場にする為に入口の土を取り除いて発見されたとの事。それまでは忘れられていたんで、黄泉国の比定地にならなかった?縄文時代中期の土器も少量あるが、弥生時代~古墳時代の埋葬と生活の遺跡です。人骨は13体以上見つかったよう。その一方で、各種木製品や土器、食料の残りかす、多量の灰も見つかっていて、人の生活の痕跡もあるんですね。遺体と共に生活してた・・・



正面の海はこんな感じでおだやか

 

出雲大社の隣には、古代出雲歴史博物館があり、一緒に見ましたが、また次回にします


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