ペルーの首都リマから飛行機で、アンデスの雪の峰々を越え、1時間10分・・・
標高3400メートル、アンデスの懐に抱かれた街、クスコは11~12世紀頃に建設され
太陽神を崇拝するインカ帝国の都として栄えました。
クスコとはケチュア語(インカの公用語)で「ヘソ」の意味・・・
インカの人々にとって、クスコは世界の中心だったという。
ヘスス教会とカテドラルが隣接しているアルマス広場は街の中心で市民の憩いの場・・・
「黄金の輝きは太陽の輝き」と考え、神殿や宮殿を黄金で華やかに彩りました。
しかし、皮肉にも、その黄金を狙ったスペイン人によって、1533年、帝国は滅ぼされます。
太陽の象徴である黄金で彩られた神殿や宮殿が破壊され、
金銀を手当たりしだい略奪され、
インカが築いた精巧な礎石の上にスペイン風の教会が建設されました。
インカ時代の美しく精巧な石組みと、スペインのコロニアルな建築物が融合したクスコは
世界文化遺産に登録されています。
タラップを降りた先から、空気が薄い違和感があり、クラクラする感じ・・・
酸素量はだいたい通常の65%くらい・・・
高山病予防は、薄い空気からできるだけ酸素を取るようにして、
酸素をできるだけ使わないようにするしかないという。
暑いシャワーやお風呂につかったりしない・・・
そして、深呼吸をするように息をすることを心がける・・・
とにかくゆっくり動くことを心がけた。とゆうより早くは動けない。
水分を十分とるのにコカ茶を飲んで、深呼吸、動きはゆっくりで乗り切った。
町よりさらに小高い丘にあった、サクサイワマン城塞跡は、
インカがスペイン侵攻に備えて作った要塞だそう
こんな高地に、どれほど大勢の人の手で作られたのかと思う
クスコ観光の後は、バスでオリャンタイタンポへ移動し、指定席を予約している
ペルーレール、展望列車(ビスタドーム・カー)でマチュピチュへ向かう
所要約2時間、標高2280mで体はかなり楽になった・・・
画像クリックでスライドショーへ。BGMの音量にご注意ください。
クスコの中心アルマス広場とラ・コンパーニア・デ・ヘスス教会・・・
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インカの太陽の神殿、インカが築いた精巧な礎石の上にスペイン風の教会を建設・・・
侵略したスペインが財宝や金すべてを本国に持ち帰った・・・
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インカ時代の石組、技術の高さを語る12角の石・・・
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