メリダ~世界遺産ウシュマル遺跡
メキシコ・シティから、ユカタン州の州都メリダへ飛行機で1時間55分・・・
マヤ の古代都市遺跡を訪ねる拠点となる街・・・
メキシコ独立戦争の絵画が並ぶ州庁舎の壁画ギャラリーを鑑賞
街の中心ソカロ広場をさらっと散策、
野口英世が請われて訪れ、足跡を残したことを顕彰したいと相談され
玉川学園大学が寄贈した、野口英世の2代目となる銅像が
野口英世研究センター・オーラン病院前に立っていました。
メリダは、20世紀初頭、エネケン農園主の富で発展した街・・・
エネケンとは、テキーラの原料となる熱帯植物アガベの一種 からとる繊維
サイザル麻といわれ、丈夫で水に強くナイロンがでるまで世界中で需要があったという
サンタエレナ村のマヤ人のお宅を訪問し、実演を見学
アガペの葉の両面を棒でしごくとあっという間にきれいな繊維がのこる
それを綯って縄にしていくととても丈夫な縄ができるという
その後、まっすぐに伸びる高速道路を飛ばして、世界遺産ウシュマル遺跡へ
ユカタン州の鬱蒼と茂る森の中に、「ウシュマル遺跡」がある。
7~9世紀に栄えたマヤ文明の都市遺跡。マヤ・プーク様式の装飾が美しい・・・
建造物を覆う美しい幾何学模様「プーク様式」
複雑なモザイク壁画や蛇などのモチーフで装飾されている・・・
川のない地域だったため、雨神チャック像が随所に祀られている・・・
ウシュマルの遺跡は通常より良い状態で残っていたので復元作業により
どのような祭祀、儀式が行われていたのか想像できるという・・・
遺跡には伝説による名前、スペイン人が付けた名前など
本来のものとは違う名前が付けられ、使われている・・・
「魔法使いのピラミッド」 丸みのある優美な姿が印象的
卵から生まれてきた小人が、一夜のうちに造ったという伝説あり。
高さ36.5mの巨大なピラミッドは土台は楕円形に近い形で、
長さが73m、幅が36.5m
「尼僧院」 モザイク壁画で覆われた装飾が圧巻・・・
「総督の宮殿」 マヤ古典期の最も美しい建造物
高さ8m、奥行き12m、横96mの横長の建物
大ピラミッドからの展望
高さ32mのピラミッド、60段の階段を上るとジャングルの中に遺跡が点在・・・
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世界遺産ウシュマル遺跡「魔法使いのピラミッド」・・・