とても天気のよい日曜日。
毎年恒例になった
フィレンツェのコルシーニ庭園で開かれる
Artigianato e Palazzoへ出かけてみました。
今年で10回目を迎えたこの展覧会、
今回の出展者数は115で、過去最大とか。
イタリアではまだまだ手工業を営む職人さんが頑張っています。
それでもこの展覧会を主催するコルシーニ家の
住所録に載っている1300の職人さんの連絡先のうち
200あまりがここ数年で店を閉めてしまったということです。
日本でもイタリアでも
伝統工芸を引き継ぐ人材が欠如しているのは
大きな問題なんですね。
こういった職人さんの技を間近に見る機会に恵まれると
伝統工芸っていいなぁ、とか
腕に職があるってすばらしいなぁとか思います。
もし私でいいなら弟子入りしたいと思うところだって
結構あるんですよ。
日本でも職人さんの技をもっとアピールしたら
全く違う世界から飛び込んできて
伝承していってくれる人材が見つかるかもしれないですよね。
別に世襲制でなくてはならないなんて
堅苦しいこと今更言う人もそういないでしょうし。

コルシーニ家は代々続くフィレンツェの貴族。
今でもその末裔が暮らしています。
そんなわけで庭園もこんな機会がなければ公開されません。
花を乗せてある台車だって年代モノで
きちんとCorsiniの札が貼り付けてあるんです。
昔はこれをウシに引かせていたんでしょうねぇ。

色々あった職人技の中で、実は一番「びっくり」したのはこれ。
草で作った虫なので、
技的に何か突拍子もなく抜きん出ているとかではなく
このクモの群れが日差しの下に並べられているのが
目線の脇に入ってきた瞬間、背筋に冷たいものがはしるほど
本物そっくりに見えたことに「びっくり」。
銀食器を手造りしているおじさんがいて
丁寧に説明してくれましたが、
フォークを一本作るのに4-5時間かかるそうです。
私はもっと時間がかかると思っていたのですけどね。
フォークを作るときってフォークの先の割れた部分は
最後の最後まで繋がったまま、
一番最後に先割れができるんですねぇ。知りませんでした。
毎年恒例になった
フィレンツェのコルシーニ庭園で開かれる
Artigianato e Palazzoへ出かけてみました。
今年で10回目を迎えたこの展覧会、
今回の出展者数は115で、過去最大とか。
イタリアではまだまだ手工業を営む職人さんが頑張っています。
それでもこの展覧会を主催するコルシーニ家の
住所録に載っている1300の職人さんの連絡先のうち
200あまりがここ数年で店を閉めてしまったということです。
日本でもイタリアでも
伝統工芸を引き継ぐ人材が欠如しているのは
大きな問題なんですね。
こういった職人さんの技を間近に見る機会に恵まれると
伝統工芸っていいなぁ、とか
腕に職があるってすばらしいなぁとか思います。
もし私でいいなら弟子入りしたいと思うところだって
結構あるんですよ。
日本でも職人さんの技をもっとアピールしたら
全く違う世界から飛び込んできて
伝承していってくれる人材が見つかるかもしれないですよね。
別に世襲制でなくてはならないなんて
堅苦しいこと今更言う人もそういないでしょうし。

コルシーニ家は代々続くフィレンツェの貴族。
今でもその末裔が暮らしています。
そんなわけで庭園もこんな機会がなければ公開されません。
花を乗せてある台車だって年代モノで
きちんとCorsiniの札が貼り付けてあるんです。
昔はこれをウシに引かせていたんでしょうねぇ。

色々あった職人技の中で、実は一番「びっくり」したのはこれ。
草で作った虫なので、
技的に何か突拍子もなく抜きん出ているとかではなく
このクモの群れが日差しの下に並べられているのが
目線の脇に入ってきた瞬間、背筋に冷たいものがはしるほど
本物そっくりに見えたことに「びっくり」。
銀食器を手造りしているおじさんがいて
丁寧に説明してくれましたが、
フォークを一本作るのに4-5時間かかるそうです。
私はもっと時間がかかると思っていたのですけどね。
フォークを作るときってフォークの先の割れた部分は
最後の最後まで繋がったまま、
一番最後に先割れができるんですねぇ。知りませんでした。