Un Dolcino Rozzo

友人がイタリアに遊びに来ている。
せっかくなのに、
一緒に観光もできなくてとても残念。

そんな愛想のない私に
彼女はいつも素敵なお土産を運んできてくれるのです。

今回いただいたのはこちら。

中津川川上屋の「ささめささ栗」。

すっごい過剰包装（日本のお菓子はどれもそうですが）に
驚いてしまいました。
お菓子本体に行き着くまで5分かかったの。
近くでじっと見張っている
ビリーとチッチーノの視線が怖かったくらい（笑）。

無愛想な栗きんとんを羊羹生地で包んだ棹状のお菓子。
この栗きんとんのそっけなさがすごく懐かしくて。


棹状のものを輪切りにするとこういう感じ。
もっちりしていて、口内に張り付くようなきんとんと羊羹。
こういう素朴でありながら丁寧な作りのお菓子は
本当に「懐かしい」感じが溢れています。

またおいしいものを一つ覚えてしまったなぁ。

川上屋