不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Le nuove valigie

2009-03-13 14:11:47 | 日記・エッセイ・コラム

前回の日本帰国の際に
長年使ってきたバックパッカー風巨大リュックの
一部部品破損でちょっと使えなくなったので
もう20年近くも使ってきた旅の共にお別れすることに。

日本とイタリアしか行ったことないバックパックでしたが、
お疲れ様でした。

ということで、帰国を直前に
自分のバックパックが壊れて使い物にならないことに気づき
急遽スーツケースを買いに行ってきました。

あちこち見てから決めるつもりだったのに、
なぜか一番最初に目に付いた
Mandarina Duckで即買いしてしまいました。

大きいものを一つ買うつもりが、
結局小さいキャビン用のもお揃いで買ってしまいました。
私の好きなカーキグリーンのソフトケース。

使いやすそうだったので
なんか他のところを探すのが面倒くさくなり…。
値段もろくに確認せずに
「これいただきます」って言ってしまいました。
不況の時代になんてチャレンジャーな…。

大きいものが185,00ユーロ、
小さいほうが140,00ユーロ。

で、お姉さんにタックスフリーします?と聞かれて
あぁ、そうか、スーツケース買っても
タックスフリーできるのかぁと感心しました。
まぁ、当然といえば当然ですけど。
でも私はフィレンツェ在住なのでとお断りしたのですが
書類は作ってあげるから
あとは申請するかどうかは自由にしたらいいわといわれ。

書類はもらってきましたがたぶん当日忘れますので…。
と思ったのですが、
今このエントリ書きながら
既にどこに免税書類を置いたか覚えていません(笑)。

Dscf6022
しかし、家に帰ってよくよく見てみたら
大きなほうはかなりでかいのです。
こんなでかくてもねぇ。
私自身が小さいので持ち歩くのに不自由。
中身入れれば重くなるし、
帰りは5階まで自分で持って上がるわけだしね。
ミドルサイズの方にしておけばよかったかなぁ。
まぁ、仕方ない。
空っぽのスーツケースで帰ります、日本へ。

日本人の女の子で
ハードケースのめちゃくちゃでかいスーツケースもって
旅している人を見かけますが
あれってどうやって持ち上げたりしているんでしょう?
彼がもってくれるからいいのでしょうか?

フィレンツェは特に石畳の部分は
スーツケースを引くには不便なので
身丈にあったものの方がよいとは思います。