不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Girasole e Girovagando

2011-07-18 19:35:35 | 日記・エッセイ・コラム

なぜか無性にBenozzo Gozzoli気分に陥った先週。
土曜日にはCastelfiorentinoまで
作品を観にいって、かなり満足。

美術鑑賞の後は
Castelfiorentinoに住む友人が
車で連れまわしてくれたので
久しぶりにトスカーナをドライブ。

Castelfiorentino_01
こういう景色を見ると
たまには自分で運転して
出かけなくちゃねぇと思ったりもする。
レイラがちゃんと助手席で
お座りしていられるようになったらねぇ。

丘の下のほうに見える黄色い点々がひまわり。
ちょうどいい感じに咲き誇ってましたが、
何しろ土曜日は風がちょっとあったので
風に揺られて右へ左へ
そして頭がぐいんぐいんと揺れてはうなずく感じで
なかなか青空に映えるひまわりは撮れなかった。
Girasole_01

Girasole_02

Girasole_03

Girasole_04

フィレンツェも好きだけれど、
少し離れたこれくらいの距離の田舎もとてもいいよなぁ。
空気の澄み具合はやっぱり違うし
気温も2度くらい低い。

田舎暮らしもいいよねぇという話で盛り上がったんだけど。

いつか私がやりたいことって
とにかく人が集まりやすい素敵な空間を作り上げるっていうこと。
それがフィレンツェならそれでもいいし、
こういう田舎でなら、アグリとかできるといいのになぁ。

夢はきちんと具体性を持たせたら叶うっていうけど
未だ具体性がもてないままでいる私は
いったいどうしたらいいんだろう。
不惑の40になってもまだまだふらふらし続けるか。


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Giunone

2011-07-12 23:19:00 | アート・文化
ジュノーネ(ユーノー、ギリシャ神話のヘラ)は
ローマ神話の結婚と出産の女神。
エルコレ(ヘラクレス)に授乳する姿で描かれることも多く、
これにより国家の守護神として扱われることもあります。
農耕の神Saturno(サトゥルヌス)とレアの子供で
Giove(ジュピター、ギリシャ神話のゼウス)の妹であり、
後に彼の妻となったためローマ神話の女神の中でも
最も重要な女神とされています。

嫉妬深く、比較的攻撃的な性格と言われ
芸術作品に描かれる時はたいてい厳格な女性として表現され
手には王権を示す権杖をもっていることが多く、
頭には宝石付きの王冠を携えて描かれることがほとんど。

Tintoretto_via_lattea

ロンドンのナショナルギャラリー所蔵の
Tintoretto(ティントレット)の
「Origine della Via Lattea(天の川の由来)」では
エルコレ(ジュピターの息子)に授乳する姿が描かれています。
Mercurio(マーキュリー)に抱きかかえられるエルコレが
うたた寝するユーノーの乳を含みきれず
彼の口からこぼれたユーノーの母乳が
天の川になったといわれています。

この作品の右側に孔雀が描かれていますが、
孔雀はユーノーのシンボルの一つ、
その孔雀の左に描かれるのは鷲で
両足でジュピター(エルコレの父)の
シンボルである稲妻をつかんでいます。