送信from Y.Yoshizmi:[ 19c,21c,60% 76p67k ] 小雨
小雨がぱらつく中、傘を差して避難。何といっても、災害予告と災害時間がはっきりしているのだから、球場のサイレンがけたたましくなる前に家を出て、ぞろぞろ集合場所に集まってくる。
下は1歳未満児(写真の後ろに、3歳の男の子の孫を連れた一家5人と犬一匹が追い付いてきた。)から、上は90歳までが集まってくる。96歳の我が家の二匹の宇宙人や、隣の97歳は、こんなチャンスに玄関ドアに外からツン張りして、逃げ遅れるように手を打っておかないと、我々を超えて、いつまでも生き延びてしまう可能性がある。
集合場所に集まったころに、スマホに緊急災害情報が流れてきた。「遅いじゃないか?」
ヘリコプターさえ飛んできた。
今回は、地区を統括する上の集落で、緊急時の食料、飲料水、飲料水を作る装置や仮設トイレなどの実施訓練もするらしい。自治会長ご指名の3名が、それにあとで参加するという。
昭和23年6月28日、福井は空襲の焼け野原からようやく立ち直りつつあった戦後の丸3年直前に、大地震に見舞われた。坂井平野の震源近くでは、空を飛んでいた鳥が、いきなり落ちてきたらしい。
遠い遠い、過去の出来事。2週間前に生まれた私も、つまり、過去になりつつあるという訳だ。