25黄釈子 Blog 「My Days」by Oldman+2(吉住)

コロナ予防接種0回、30年間健康診断0回の後期高齢+1、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。KindleWriter。

ツバメの挑戦

2015年06月30日 | 日記
送信from Y.Yoshizmi: 隣の玄関先。古民家再生で立派にしたので、玄関先に燕が巣をつくることを警戒して、色々工夫をしたのだが、その中で一番効果的というのが、磁石をぶら下げることだった。

丸いドーナッツのような磁石をぶら下げたところ、昨年も一昨年も巣を作らず、大成功。

しかし、今朝様子を窺っていると、3羽の燕が、滅茶苦茶飛び回って、開いている家の中にまで入ったり出たりを繰り返している。

そのうち、一羽がご覧の通り、そのドーナッツ磁石で羽を休めているではないか。こりゃ、新人類というか新型燕の誕生かも知れない。

燕などの渡り鳥は、地球の地磁気を感じ取って長い飛行の旅をすると思われている。だから、磁場感覚を狂わせるような磁石に敏感に反応して、そばに近よらないのだろう、と思えたのだが、つわものというか、鈍感というか、あるいはGPS内臓なのか、気にしちゃいないのか、それともドーナッツの磁場が薄れたのか、何とも大胆な燕が、素知らぬ顔で羽休めしているのだ。

どんな時代も、不思議な種類が出現するなあ。

ギリシャ危機

2015年06月30日 | ニュース
送信from Y.Yoshizmi:[ 20c,29c,30% 66p67k ] 曇り

どうやら、一日中曇りのようだ。暖気が入り込んで気温は上がる。昨日までの冷たい空気と混じり合って、雲りになっている。

ギリシャがいよいよ、債務不履行の土壇場で世界経済に与える影響は大きいと株価がどどんと値下がりしているようだ。そもそも、統一通貨ユーロが最初から抱え込んだ「病巣」であって、最弱小国家から、どんどん同じことを今後も繰り返す。

ギリシャの次は、ポルトガル、スペインなどと進むのだが、それは別にして、一番最初のギリシャの経済危機にIMF(国際通貨基金)などから金を借りるのは、行き詰まった中小企業経営者が銀行の支払いに、商工ローンに駆け込むようなものだ。

アメリカに本拠地を持ち、日本なども出資している国際通貨基金という組織を、商工ローンなどと同列に並べるのは、また、私の独断と偏見に違いないとこのブログの読者は本気にしないだろうけど、まあ、それを理解できる人はいないだろうと許すけど、商工ローンより悪質なんだぞ。

そんなところで金を借りて、目先の危機を乗り切るより、あっさりデフォルトしたほうが、ギリシャ国家にとって、ギリシャ国民にとって、ベストだったのだが、そんな決断を出来る強い指導者もいなければ、それを支える国民もいないというわけだ。

25%が公務員で大量の年金生活者がいれば、当然、目先の困難を選択し、20年、30年後の息子や孫にとって最善な国になるような決断ができるわけがない。で、ついつい、IMF。

金を貸した方が、様々な経済政策に条件を付け、少なくなった血液を更に搾り取るようなことをするのだ。一見経済危機からIMFの援助で立ち直ったと見える韓国なども、とっくに骨抜きにされて、美味しい部分は吸われ続けている。国が形を保っているのは、勤勉な国民性のお蔭だ。

で、わずか5年で、本物の危機がやってきた。返せないものは返せない、とついにギリシャも開き直っている。
興味深いねえ。面倒くさいから、もう、これ以上書かないけどさ。