表参道駅になじむ街メディア、Panasonic７０４iu

広告分野では、SPの一つの屋外広告、管理者からいえば交通広告、
利用者からいえばOOH（Out　of　Home)、
私流にいえば、’街メディア’。

その街メディアが喧噪・騒音・雑音・汚れとみえるのか、演出とみえるのか、
広告効果という機能的な目的を超えて、あってもいいなと思えるかどうかは、
見る人の嗜好・状態、その場所の性格・タイミング、その表現の適切さ・姿勢など、様々だ。

９月の秋色広告以来、喧噪や押しつけばかり感じてきた表参道駅にも、
久しぶりに私が楽しめる広告が広がっている。



実寸よりも少し大きめ、位置高だけど、親しげないい男・いい女。
比較的小ささなものの扱い、コピーの小ささ、詳しい説明は床近く。


回廊は、明るい色彩が続き、モノの機能的説明写真が連続したあとに触れ合う男と女


好奇心


渇望感


周りをみることもなく


携帯電話で始まる’触れ合い’


こんな関係ができますよとばかり、通行人を見つめる二人

人により、気持ちにより、見え方・感じ方は別として、
これでもか、これでもかの喧噪・押しつけ・脅しの広告騒音ではない
駅空間を楽しくしている街メディアもある。

広告の無い表参道駅！！！