ミスティアの舞台裏

　今日は『春分の日の後の最初の満月の次の日曜日』ということで復活祭、イースターでした。友達のご家族とイースター・ブランチをご一緒させていただいて、ロブスターやカニ爪、スモークサーモンなどのシーフード、立派なアスパラガス、リゾットや豚肉のステーキにトマトとほうれん草のキッシュ…おいしいものをたくさん頂きました。枝豆のサラダというのが意外においしかったです。まだまだ目はいただきたかったのですが、チョコレート、ベリータルト、クリームブリュレ、ライスプディングなどのデザートで締めました。

　数週間前の“Ｏ”に引き続き、本日はミスティアのバックステージ見学。待ち合わせ場所に行くと、入場を待つお客さんが通路を占領するほどの幅の長い列をつくっていて、今か今かと待っていました。この回は完売だったそうです。
　ミスティア劇場の印象は縦に長いという感じ。ステージのレベルを一階とすると更衣室やフィジオ、衣裳部屋もグリーンルームも一階にはなく、舞台すぐ後ろの各階に分かれてあるようなつくりでした。トレーニングルームはＫＡの４分の１程の大きさのものが二ヶ所に分かれてあり、もし自分がこのショーに出ていたら練習する場所を確保するのが大変なことだろうと思いました。今の環境に改めて感謝です。
　ステージマネージメントの仕事もショーによって違うということもわかりました。はじめに付いたステージマネージャーは客席に行ってお客さんの案内もしていました。ケーブルのチェックなどはＫＡでしたらリガーの人がするでしょうし、小さなカタツムリをキャッチするのはプロップスの人かもしれません。コールをするステージマネージャーも私に丁寧に説明してくれるぐらいの余裕がありました。ＫＡはキューがたくさんあるのでコールに余裕があるのは、舞台が動かない私のシーンぐらいかもしれません。
　ステージテクニシャンの数もＫＡは圧倒的に多いようです。たくさんの方に支えられてＫＡの大きな舞台が出来上がっているのだということを改めて思いました。そのうちの一人、ＫＡのステージテクニシャンに会いました。彼は今ここでコーチをしていて、木曜日と金曜日だけＫＡに来ていると。コーチをしている彼はいつもＫＡで見る姿とまた違い、生き生きしているようでした。
　レッドバード役、憧れのロスくんにも会えました。彼は今、ＬＯＶＥのキャラクターの代役を練習しているとか。同じショーの中ではなく代役ができるとはこれまたすごいことだと感心しました。

　残すはズーマニティ。雰囲気にどれだけ差があるのか楽しみです。