ソフトボール大会があるというので行くことにしました。掲示を再確認し忘れたので、どういう状況になっているのかほとんどわからず、とりあえず会場の公園に行ってみました。初めて行くその公園はとても広く、14番といわれた野球場を探すのも大変でした。公園内を車を走らせてみたものの、わからないので駐車してみると、そこに7番の野球場を見つけ、なんとなく「あっち。」と思ったほうに歩いて行ってみると14番の野球場があり、見慣れた顔が見られました。
フェンスにへばりつき、すでに始まっている試合を観戦しました。選手はステージマネージャー一人を除き全て男性のステージテクニシャン。いつも黒い服をまとっている彼らが思い思いの服を着ていて、それを見るだけでもなんだか楽しかったです。
ステージテクニシャンの中には元アーティストという人もいて、仕事の合間にトレーニングルームでトレーニングをするような人もいます。だから筋肉も今だにがっちりしているのですが、ソフトボールとなるとまた違う能力のようです。自分が勝手に「この人上手そう。」と思うのと実際に見られるものとの違いがたくさんあり、そのギャップがまたおもしろかったです。
日本の野球を観たときとアメリカのベースボールを観たときと、一番違いを感じたのが打席に立った選手の構え方でした。見慣れていないだけかもしれませんが、アメリカの選手は日本の選手よりいろいろな構え方をしていたような気がしました。それが今日も見られました。「そんな構え方したら打ちにくいでしょ。」と思わず独り言。
実は行く前から試合に参加したいと思っていましたが、見ているうちにその気持ちはもっと強くなりました。「それぐらいでよければ私も役立てるかも。」
私には兄が二人いて、子供の頃、よく彼らの友達に交ざって遊びました。ロクムシや逃げムシは大好きでした。父もよく遊んでくれてキャッチボールもしたものです。高校のときは昼休みに強肩の持ち主とキャッチボールをして遊んだりもしました。彼女のボールがビシッとグラブに収まり、手まで響く感覚が好きでした。
観ているうちに「やる?」と声が掛かるようになりました。はじめのうちは冗談で言われているのがわかり、やりたい気持ちを抑えながら「ノー。」と言っていました。そのうちに帰る人なども現れて、ついに打席に入ることになりました。来ていたアーティストは私だけ。私が“仕事”をしているところしか見たことのないステージテクニシャンたちの興味は自然に集まります。普段のノリコのイメージ、誰も期待していないその視線。
久しぶりにバットを持ち、みなの視線を感じながら、少々緊張気味で打席に立ちました。
第一球目、「カーン。」
ヒットで一塁に。続く選手がまたヒットで二塁に。そしてついには二塁から一気に本塁まで走ることに。なんと楽しいことでしょう。
「守備もする?」きっとしないだろうと思いながら聞いてくれていることを感じながら「イエス。」外野につきました。センター。
これがまた、ボールが飛んでくるんです。私は取りそこなった選手のカバーをして二塁まで返球。ソフトボールを投げたのは10年ぐらいぶりのことなのに遠くまでコントロールよく飛びました。次はセンターフライ。残念ながら追いつけなかったものの、すぐに拾って返球。そして3アウト。
みなさんにとって意外なノリコの姿に大喜びしていただきました。
二打席二安打が今日の成績。とても楽しいひとときでした。
写真は公園にあったブラシの木です。
フェンスにへばりつき、すでに始まっている試合を観戦しました。選手はステージマネージャー一人を除き全て男性のステージテクニシャン。いつも黒い服をまとっている彼らが思い思いの服を着ていて、それを見るだけでもなんだか楽しかったです。
ステージテクニシャンの中には元アーティストという人もいて、仕事の合間にトレーニングルームでトレーニングをするような人もいます。だから筋肉も今だにがっちりしているのですが、ソフトボールとなるとまた違う能力のようです。自分が勝手に「この人上手そう。」と思うのと実際に見られるものとの違いがたくさんあり、そのギャップがまたおもしろかったです。
日本の野球を観たときとアメリカのベースボールを観たときと、一番違いを感じたのが打席に立った選手の構え方でした。見慣れていないだけかもしれませんが、アメリカの選手は日本の選手よりいろいろな構え方をしていたような気がしました。それが今日も見られました。「そんな構え方したら打ちにくいでしょ。」と思わず独り言。
実は行く前から試合に参加したいと思っていましたが、見ているうちにその気持ちはもっと強くなりました。「それぐらいでよければ私も役立てるかも。」
私には兄が二人いて、子供の頃、よく彼らの友達に交ざって遊びました。ロクムシや逃げムシは大好きでした。父もよく遊んでくれてキャッチボールもしたものです。高校のときは昼休みに強肩の持ち主とキャッチボールをして遊んだりもしました。彼女のボールがビシッとグラブに収まり、手まで響く感覚が好きでした。
観ているうちに「やる?」と声が掛かるようになりました。はじめのうちは冗談で言われているのがわかり、やりたい気持ちを抑えながら「ノー。」と言っていました。そのうちに帰る人なども現れて、ついに打席に入ることになりました。来ていたアーティストは私だけ。私が“仕事”をしているところしか見たことのないステージテクニシャンたちの興味は自然に集まります。普段のノリコのイメージ、誰も期待していないその視線。
久しぶりにバットを持ち、みなの視線を感じながら、少々緊張気味で打席に立ちました。
第一球目、「カーン。」
ヒットで一塁に。続く選手がまたヒットで二塁に。そしてついには二塁から一気に本塁まで走ることに。なんと楽しいことでしょう。
「守備もする?」きっとしないだろうと思いながら聞いてくれていることを感じながら「イエス。」外野につきました。センター。
これがまた、ボールが飛んでくるんです。私は取りそこなった選手のカバーをして二塁まで返球。ソフトボールを投げたのは10年ぐらいぶりのことなのに遠くまでコントロールよく飛びました。次はセンターフライ。残念ながら追いつけなかったものの、すぐに拾って返球。そして3アウト。
みなさんにとって意外なノリコの姿に大喜びしていただきました。
二打席二安打が今日の成績。とても楽しいひとときでした。
写真は公園にあったブラシの木です。