KAのミュージシャン、バンドリーダーのリチャードさんにご招待頂き、レコーディングに立ち会わせて頂きました。場所に着き、スタジオに入ると、もうレコーディングは始まっていました。そして、私はその様子を見た瞬間に涙が出そうになりました。
スタジオは大きく二つに分かれていて、間がガラスで仕切られています。ガラスの向こうでリチャードさんが指揮をし、一人のチェロ奏者が演奏しているのが見えました。リチャードさんが作曲し、演奏し、録音をして持ってきた曲に、今日は音を重ねて下さっているのです。私が入った部屋は大きなスクリーンが有り、そこに録音された音が波形となって現れていきます。その後バイオリンの演奏が加わり、そして、バイオリンだけの録音もしました。短い部分を何度も何度も真剣に演奏し、奏者が納得をした演奏でありながら、音色が作曲家の思い通りの表情となるようにしていきます。演奏が終わると、大きなスクリーンのある部屋で録音をした音を聴き、私には到底聴き取れないような音の違いを論議して、一番良い演奏を選んでいらっしゃいました。
今日は、この曲を作り上げるために、たまたまここに居ることができましたが、他の曲もこのようにして作られていることを考えたら、ひとつひとつの曲がとてもありがたいことと分かり、もっと音楽を大切にしたいと思いました。そして、そんなことを考えていたら、例えば演奏に使われた楽器だって、彼の手に渡る前には職人さんが真剣に作り上げていることにも気付きました。そうやって過去を辿っていると、木の成長する年月のことまで考えられ、さらに胸が一杯になりました。
スタジオを離れ難く、また思ったよりも車を走らせるのに時間が掛かったので、MGMには予定より遅く着き、ショーの支度をするのを急がなければなりませんでした。でも、本当に良い経験をさせて頂き、心は満ちていました。
明日、ジュリが来ることになり、彼女の席の手配をするのに、私はショーの間いつもよりも駆け回っていました。そして、活力があり良い感じで踊れた気がします。
二回目のショーの前、リチャードさんにお会いして、今日のレコーディングのお礼など、少しお話することができました。気持ち良く始めたショーでしたが、多分踊りは一回目の方が良かったと思います。踊り始めた途端に、今日のレコーディングの様に途中で止めてやり直しをしたいと思いました。でもそれが出来ないのが生の舞台なのです。
このショーに、映画『アバター』の主人公、ジェイク・サリー役をされたサム・ワーシントンさんがいらしていたのですが、お会いできず、お帰りになってしまいました。みなとても残念がっていました。
スタジオは大きく二つに分かれていて、間がガラスで仕切られています。ガラスの向こうでリチャードさんが指揮をし、一人のチェロ奏者が演奏しているのが見えました。リチャードさんが作曲し、演奏し、録音をして持ってきた曲に、今日は音を重ねて下さっているのです。私が入った部屋は大きなスクリーンが有り、そこに録音された音が波形となって現れていきます。その後バイオリンの演奏が加わり、そして、バイオリンだけの録音もしました。短い部分を何度も何度も真剣に演奏し、奏者が納得をした演奏でありながら、音色が作曲家の思い通りの表情となるようにしていきます。演奏が終わると、大きなスクリーンのある部屋で録音をした音を聴き、私には到底聴き取れないような音の違いを論議して、一番良い演奏を選んでいらっしゃいました。
今日は、この曲を作り上げるために、たまたまここに居ることができましたが、他の曲もこのようにして作られていることを考えたら、ひとつひとつの曲がとてもありがたいことと分かり、もっと音楽を大切にしたいと思いました。そして、そんなことを考えていたら、例えば演奏に使われた楽器だって、彼の手に渡る前には職人さんが真剣に作り上げていることにも気付きました。そうやって過去を辿っていると、木の成長する年月のことまで考えられ、さらに胸が一杯になりました。
スタジオを離れ難く、また思ったよりも車を走らせるのに時間が掛かったので、MGMには予定より遅く着き、ショーの支度をするのを急がなければなりませんでした。でも、本当に良い経験をさせて頂き、心は満ちていました。
明日、ジュリが来ることになり、彼女の席の手配をするのに、私はショーの間いつもよりも駆け回っていました。そして、活力があり良い感じで踊れた気がします。
二回目のショーの前、リチャードさんにお会いして、今日のレコーディングのお礼など、少しお話することができました。気持ち良く始めたショーでしたが、多分踊りは一回目の方が良かったと思います。踊り始めた途端に、今日のレコーディングの様に途中で止めてやり直しをしたいと思いました。でもそれが出来ないのが生の舞台なのです。
このショーに、映画『アバター』の主人公、ジェイク・サリー役をされたサム・ワーシントンさんがいらしていたのですが、お会いできず、お帰りになってしまいました。みなとても残念がっていました。