のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

ローフード

2010-07-05 | 日記
 昨日行きたかったカフェに行くと、今日もお休みでした。ジュリが似たようなお店があったことを思い出し、そこへ行くことにしました。「Lakeの辺。」と言うので、そんなところに湖があったの?と思いながら行くと、もちろん人造湖。大きなプールのような“Lake”でした。
 お店は、ローフードカフェ。オーガニック、ベジタリアン、ローなどと書いてあって、私は「生???」と。生の食材を極力使って食べるという食生活があるとは、知りませんでした。
 私の注文した“ラップ”は、キャベツのような葉に包まれて出てきました。ジュリは“トースト”を注文しました。トーストと言っても、ローフード食なので、高温加熱できないわけで、どういうものが出てくるのかと思うと、穀物を集めた硬い大きなクラッカーのような“トースト”が出てきました。食材の水分を蒸発させる機械や、圧縮する機械を使って作るそうです。デザートに頂いたクッキーは、穀物とナッツなどを細かく砕いて蜂蜜で繋いでいるようなもので、これはとても美味しかったです。
 それから、中古品を売るお店に行きました。いつもお洒落なジュリは、こういうお店で掘り出し物を探すのが得意です。今日は黄色い札が半額。ちょっと気になったドレスを、ジュリに見てもらうと、「7ドルなら良いんじゃない。」と。買うことにしました。彼女に似合いそうなものも見付けていたので伝えると、彼女は他に見付けていたいくつかの洋服と共に試着をし、慎重に吟味して、買うことにしました。二人で私達にとって“新しい”服を手にし、嬉しくそのお店を後にしました。
 その後スーパーに立ち寄り、ミロの好きな梅酒などを持って、彼のパーティへ。私はこの二日間、家のことが何も出来ていないのであまり長居はせず、ジュリはパーティに置いて、買い物をしながら家に戻り、帰ると洗濯など用事を済ませました。
 そして夜は、日本人アーティスト達と久しぶりに集まり、ラスベガスを去るアーティストと奥様を囲みました。前回の送別会の時、モントリオール以来ラスベガスで会うのが送別会になってしまった去りゆく彼に、「淋しくなるな…。」と言っていたあるアーティストは、今日も同じように彼らに「ああ、淋しくなるな。」と言い、みなで笑いました。私は、まだ一週間あるので実感がないのですが、ご近所付き合いがあった彼らが居なくなると、本当に淋しくなることでしょう。
 人好きなジュリは、ミロのパーティの後に、日本人の集まりに来ました。みなさん温かく迎えて下さって、とてもありがたかったです。