のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

ダイアンさん最後の日

2010-07-24 | KA
 洗濯物が今日はすぐに乾きそう、と思いながらベランダに干していました。干し終わり、部屋に入る時にドアのすぐ脇に置いてあったロウソクに目をやると、白かったロウソクは透明な液体になっていました。日本も暑いと聞いていますが、ここラスベガスも暑いです。
 ショーの後に亜梨ちゃんのお友達と食事をすることになっていたので、車で仕事に行こうと思いました。車ですと、お二人を送れるかもしれませんし、いつもよりもう少しきちんとした恰好で行くことができます。支度をして、階段を下り、リモコンキーを車に向けて押すと、反応がありません。近付きながら何度か押しましたが、無反応。電池切れかしらと思いながら、鍵でドアを開け、エンジンを掛けようとするとこちらも無反応。あらら、壊れてしまっています。車に最後に乗ったのは先週末。暑くて車もやられてしまったのでしょうか。仕方なく、すぐに自転車に乗り換えて仕事に向かいました。
 昨日怪我をしたアーティストは、病院に運ばれてすぐの時に考えられていた状態よりも、悪いことが分かったそうです。「頑張れ!」と心の中で叫びました。
 客席から観た昨晩のショーを思い出し、ここに居られることに改めて感謝をしていたら、自然と気持ち良く舞えました。最後、フルートの持ち方が変になりましたが、落ち着いて続けられました。
 二回目は、湿度が高いのか靴底の問題なのか、それとも両方のことだったのでしょうか。ちょっと足元が遅れる感じがしました。
 終わると中国の有名な方がいらして、お会いすることになりました。まずは中国人アーティスト達が彼を囲んで、それから全体で写真を撮ることになったのですが、通訳を同伴していなかったようで、何かと手間取りました。
 ようやく終わると、二回目をご覧下さったというお客様の、お手紙とお土産を頂きました。ジャグリングをされるという彼に、お会いしたかったです。
 今日が最後となるダイアンさんは、最後の最後まで、アーティストやバックステージテクニシャンの方々に声を掛けていました。このような彼女ですから、いらっしゃらなくなると、本当に淋しくなります。
 お誘い頂いていた夕食は、イタリアンでした。お友達の霊感の話は、私には分からない世界なので、とても興味深かったです。