のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

July 4th

2010-07-04 | 仲間
 ごそごそと音がするので目を覚ますと、まだ8時半。モントリオール時間のジュリはもう起きて、コーヒーを買いに行く準備をしていました。
「コーヒーなら家にあるけれど…。」
「でも、確かコーヒー屋さんそこにあったわよね。いいの、散歩がてら行ってくるから。」
 週末の冷蔵庫は何もないので、ジュリが出掛けている間にパンを仕込みました。
 彼女が戻ると、たくさん話しをしました。モントリオールに一部屋、自分の住むところを買うことに決めた彼女は、絵を描きながら楽しそうにその話をしてくれました。パンが焼けると、朝食を簡単に済ませました。
 それからは、ジュリにお付き合いして…。
 まずはマリレンに会いに行きました。約束したパン屋さんに行くと…ああ、今日はJuly 4th、独立記念日でした。それならと、違うカフェに行きましたが、こちらもお休み。どこもお休みかもしれないと、ジュリが以前よく通ったスーパーに寄り、彼女のお気に入りの飲み物などを買ってマリレンの家に行くことにしました。
 プールサイドで、しばらくおしゃべり。オーガニックのスイカはとても美味しかったです。マリレンの出産の話を初めて聞くことが出来ました。いろいろと大変なことが出産前にあったようですが、良いお医者様に恵まれて、無事出産出来たようです。素晴らしい体験だったと彼女は言い、女性にしかできない貴重な体験だと思うと言いました。ジュリは、子供がとても欲しいようで、身を乗り出すように話を聞いていました。そして、年齢的なことも考えているので、シングルマザーでもいいと言いました。同じ年の私ですが、出産はどちらかというと他人事。でも、自分がしたことのない体験を聞くのは大好きなので、私も興味深く話を聞きました。
 バイグーは、中国人のセレブリティのコンサートに行くと言っていたので、その前に何とか会えるように連絡をしました。ショーが始まった頃に仲間でよく行ったお茶屋さん。彼の話は表情豊かでいつも面白くて、ときに昔のことを懐かしみながら、話に花が咲きました。
 さて、お次はジャニン。時間的に何か持って行こうかと連絡をすると、ハンバーガーなら用意していると。グルメハンバーガーと言います。それならそれを楽しみに、飲み物などだけ持って行きました。行きがけ、大きな花火が上がるのが、遠くの方にたくさん見えました。ジュリは良くジャニンの家に行っていたのですが、ちょっと迷ってしまい、そのうちに住宅街で花火花火。July 4thは花火をする日だとは知っていましたが、これほどの花火を見たのは今年が初めて。どうやら、午後9時というのがその時間のようです。
 ようやくジャニンの家に着くと、仲間が数人集まっていました。グルメバーガーの準備も丁度出来上がったところで、外のテーブルで、イタリアのパンに肉と野菜を好きなだけ挟んで、とても美味しく頂きました。花火はいつまでも続いていて、時々激し過ぎて、話が聞こえないほどでした。
 大きな花火を持って来ていた人が居たので、私達もすることにしたのですが、彼女は花火を置く位置を決めて置いてから火を付けるということをせず、花火に火を付けてからどこに置こうか探していたので、本当に怖かったです。直径20センチ以上はある大きな箱に入った花火をそこですることを、ジャニンだけでなくみなで心配したのですが、庭先でするには丁度良いほどの花火が見られました。
 朝早かったので、とても眠いです。でも、ジュリのお蔭で、今日は友達とゆっくりと話ができ、とても楽しい一日となりました。