今朝はまだ暗い内、5時頃起きました。出掛けると、丁度朝焼けの美しい時。アパートのゲートまで行くと、大きな朝日が目の前に現れました。
MGMで支度をし直し、楽屋から出ると、中国人のみなさんも集まっていました。集合時間まで少し時間があったのでトレーニングルームへ行き、曲を掛けて振付を確認しました。
さあ、ロスアンジェルスに向けて出発です。バスは寒いと思っていましたが、予想をはるかに超える寒さ。持って行ったものを全部着ても寒いくらいです。中国人のみなさん、フランス人のステファンは平気なのでしょうか…。車内ではベーグルとオレンジジュースを支給して頂き、半分眠りながら食すと、寒いので丸まって寝ました。たくさん寝るように努めました。
良く寝て、お腹が空き、目が覚めるともうロスアンジェルス。街並みを眺めているだけでも、楽しい感じでした。行き先はCBS。到着すると、来たことがあると思いました。中に案内されると、それを確認。何年も前に、クレベーフとJJと3人で『The Late Late Show with Craig Ferguson』に出演させて頂いた時のスタジオ、練習した通路を通り過ぎました。
今日の控室は、大きなスタジオに鏡を置き、更衣室を隅に作って用意して下さっていました。ここも寒いこと。到着後、まずは昼食という予定でしたが、メイクを始めることになりました。私は、メイクアップアーティストにして頂くことになっていたので、座っているだけでしたが、今回も一瞬眠ってしまいました。エミー賞の時と同じ方でしたので、彼女も慣れた感じで、出来上がりも今日のほうがしっくりする顔でした。
昼食はメイクが済んでも到着しません。身体の準備を始めることにしました。しばらく動いていると、ようやくサンドイッチが到着。あまりにもお腹が空いていたので、頂きました。それから、もう一度身体を動かし始め、予定を確認すると、4時半と予定表に書いてあったカメラリハーサルは4時とのこと。訊いて良かったです。そこから、衣装に着替えたり、カツラをつけたりすると、出発の時間になってしまいました。少し遠い本番会場へ。
舞台は思っていたよりも狭いですが、モニターで見るととても広く見えます。中国人のアーティスト達がチームで大きく動くので、その様子を見ながら端で練習したり、彼らが疲れている時は中央で練習したり、上手く場所を見ながら練習をするのは、大会に出ている時のようで、懐かしい感じがしました。テレビの方とのリハーサルが始まると、「始まりはこのカメラを見て。」とか、「そこではもう少し下がって。」とか、一人で踊る私は、特にいろいろと指示を頂きました。何度か通して、カメラの位置が決まると、最後に本番の様に通しました。
カメラリハーサルが終わると、そこからすぐ、外に用意して下さった仮設の控え場所でメイクの最終確認をしました。私はカツラを外さなければならないことになり、そうこうしていると、整った時には本番に向けて出発の時となってしまいました。
ぞろぞろと歩いて本番会場へ戻ると、審査員の一人、Howie Mandelさんがいらっしゃり、写真を撮ることになりました。彼はラスベガスでショーをしている方なので、KAを観たことがあるとおっしゃって下さいました。それからみなで靴を本番用に履き替えて、舞台裏に移動。舞台では前振りというのでしょうか、お客さんを盛り上げているところでした。
しばらく待つと、いよいよ本番。私はフルートをステージの中央に置くと、階段を2段上がり、待機をしました。そこでしばらく待つことになり、緊張しました。
終わって舞台裏に移動すると、「もう一度やりたい。」とステファンは言いました。今日は彼の誕生日なので、願いを叶えてあげたいようでしたが、そして、私も出来ることならもう一度やりたいところでしたが、願いは叶わず。しかし、テレビの方みなさん良い方で、気持ち良く仕事をさせて頂くことができました。
靴を履き替えると、遠い控室までまたぞろぞろと戻り、衣装を脱ぎ、メイクを落として。衣装やメイク道具、中国人アーティスト達の使う道具などを運んで、午後8時半前にバスに乗り込みました。ロサンジェルスのこの時間はまだうす明るく、涼しくて、とても気持ちの良い時間に、お花がいっぱいの駐車場を歩きながらバスに乗り込みCBSを後にしました。
初めのうちは目が冴えていましたが、だんだんと眠くなり、ぐったりと寝ていました。そこへ「夕食はバスの中で食べますか。それともお店で食べますか。」と聞こえ、目が覚めました。お腹が減っていることなど忘れるくらいにぐっすり寝ていましたが、どうやら夕食の時間がきたようです。私達は早く帰りたいので、バスで食べることになりました。行った先は、ハンバーガー屋さん。おいしいハンバーガー屋さんではありますが、そこは3種類ぐらいのハンバーガーとフレンチフライがあるだけで、サラダなどは置いていません。今の胃にハンバーガーでは負担が掛かりそうだな、と思いながら並んでいました。前のアーティストが、フィジオの方に「あとどれくらいでラスベガスですか。」と尋ねると「寝ていたから今どこに居るかも分からないよ。」と。私も居場所が全く分からず、今の私達の状況がおもしろく思えてきました。
並んでいるうちに、初めのほうに買った人たちがその場で食べ始めました。アーティスト15人に、何人かが付き添って下さっているという大人数でしたので、何しろ時間が掛かります。そして、結局その場で食べることになりました。
私は食べ終わるとすぐにお店を出て、少し先にある小さなコンビニまで走りました。何か身体に良いものはないか探しに行きましたが、日本のコンビニのようにはいきません。パンを買うとバスが停まっているところまで戻り、道端に座り、運転手さん達とそのパンを食べました。フレンチフライよりは身体に良いかと思います。ロサンジェルスのように涼しくはありませんでしたが、ラスベガスのように暑くもない夜でした。
コンビニの方に尋ねると、あと2時間でラスベガスと言われました。その頃午後10時半。ラスベガス到着予定の12時は過ぎてしまいそうです。バスが出発すると、またすぐに寝ました。
はっと目が覚めると、ラスベガスの街並みが見えてきました。うとうとしながら、ギラギラ光る街並みを見ているうちに、MGMへ着きました。荷物をみなで降ろし、家に帰ると午前2時を過ぎていました。貴重な経験をさせて頂いた、長い長い一日でした。
今日収録をした『America's got Talent』は、水曜日、7月21日に放映されます。CBAでの収録でしたが、放映はNBSだそうです。
MGMで支度をし直し、楽屋から出ると、中国人のみなさんも集まっていました。集合時間まで少し時間があったのでトレーニングルームへ行き、曲を掛けて振付を確認しました。
さあ、ロスアンジェルスに向けて出発です。バスは寒いと思っていましたが、予想をはるかに超える寒さ。持って行ったものを全部着ても寒いくらいです。中国人のみなさん、フランス人のステファンは平気なのでしょうか…。車内ではベーグルとオレンジジュースを支給して頂き、半分眠りながら食すと、寒いので丸まって寝ました。たくさん寝るように努めました。
良く寝て、お腹が空き、目が覚めるともうロスアンジェルス。街並みを眺めているだけでも、楽しい感じでした。行き先はCBS。到着すると、来たことがあると思いました。中に案内されると、それを確認。何年も前に、クレベーフとJJと3人で『The Late Late Show with Craig Ferguson』に出演させて頂いた時のスタジオ、練習した通路を通り過ぎました。
今日の控室は、大きなスタジオに鏡を置き、更衣室を隅に作って用意して下さっていました。ここも寒いこと。到着後、まずは昼食という予定でしたが、メイクを始めることになりました。私は、メイクアップアーティストにして頂くことになっていたので、座っているだけでしたが、今回も一瞬眠ってしまいました。エミー賞の時と同じ方でしたので、彼女も慣れた感じで、出来上がりも今日のほうがしっくりする顔でした。
昼食はメイクが済んでも到着しません。身体の準備を始めることにしました。しばらく動いていると、ようやくサンドイッチが到着。あまりにもお腹が空いていたので、頂きました。それから、もう一度身体を動かし始め、予定を確認すると、4時半と予定表に書いてあったカメラリハーサルは4時とのこと。訊いて良かったです。そこから、衣装に着替えたり、カツラをつけたりすると、出発の時間になってしまいました。少し遠い本番会場へ。
舞台は思っていたよりも狭いですが、モニターで見るととても広く見えます。中国人のアーティスト達がチームで大きく動くので、その様子を見ながら端で練習したり、彼らが疲れている時は中央で練習したり、上手く場所を見ながら練習をするのは、大会に出ている時のようで、懐かしい感じがしました。テレビの方とのリハーサルが始まると、「始まりはこのカメラを見て。」とか、「そこではもう少し下がって。」とか、一人で踊る私は、特にいろいろと指示を頂きました。何度か通して、カメラの位置が決まると、最後に本番の様に通しました。
カメラリハーサルが終わると、そこからすぐ、外に用意して下さった仮設の控え場所でメイクの最終確認をしました。私はカツラを外さなければならないことになり、そうこうしていると、整った時には本番に向けて出発の時となってしまいました。
ぞろぞろと歩いて本番会場へ戻ると、審査員の一人、Howie Mandelさんがいらっしゃり、写真を撮ることになりました。彼はラスベガスでショーをしている方なので、KAを観たことがあるとおっしゃって下さいました。それからみなで靴を本番用に履き替えて、舞台裏に移動。舞台では前振りというのでしょうか、お客さんを盛り上げているところでした。
しばらく待つと、いよいよ本番。私はフルートをステージの中央に置くと、階段を2段上がり、待機をしました。そこでしばらく待つことになり、緊張しました。
終わって舞台裏に移動すると、「もう一度やりたい。」とステファンは言いました。今日は彼の誕生日なので、願いを叶えてあげたいようでしたが、そして、私も出来ることならもう一度やりたいところでしたが、願いは叶わず。しかし、テレビの方みなさん良い方で、気持ち良く仕事をさせて頂くことができました。
靴を履き替えると、遠い控室までまたぞろぞろと戻り、衣装を脱ぎ、メイクを落として。衣装やメイク道具、中国人アーティスト達の使う道具などを運んで、午後8時半前にバスに乗り込みました。ロサンジェルスのこの時間はまだうす明るく、涼しくて、とても気持ちの良い時間に、お花がいっぱいの駐車場を歩きながらバスに乗り込みCBSを後にしました。
初めのうちは目が冴えていましたが、だんだんと眠くなり、ぐったりと寝ていました。そこへ「夕食はバスの中で食べますか。それともお店で食べますか。」と聞こえ、目が覚めました。お腹が減っていることなど忘れるくらいにぐっすり寝ていましたが、どうやら夕食の時間がきたようです。私達は早く帰りたいので、バスで食べることになりました。行った先は、ハンバーガー屋さん。おいしいハンバーガー屋さんではありますが、そこは3種類ぐらいのハンバーガーとフレンチフライがあるだけで、サラダなどは置いていません。今の胃にハンバーガーでは負担が掛かりそうだな、と思いながら並んでいました。前のアーティストが、フィジオの方に「あとどれくらいでラスベガスですか。」と尋ねると「寝ていたから今どこに居るかも分からないよ。」と。私も居場所が全く分からず、今の私達の状況がおもしろく思えてきました。
並んでいるうちに、初めのほうに買った人たちがその場で食べ始めました。アーティスト15人に、何人かが付き添って下さっているという大人数でしたので、何しろ時間が掛かります。そして、結局その場で食べることになりました。
私は食べ終わるとすぐにお店を出て、少し先にある小さなコンビニまで走りました。何か身体に良いものはないか探しに行きましたが、日本のコンビニのようにはいきません。パンを買うとバスが停まっているところまで戻り、道端に座り、運転手さん達とそのパンを食べました。フレンチフライよりは身体に良いかと思います。ロサンジェルスのように涼しくはありませんでしたが、ラスベガスのように暑くもない夜でした。
コンビニの方に尋ねると、あと2時間でラスベガスと言われました。その頃午後10時半。ラスベガス到着予定の12時は過ぎてしまいそうです。バスが出発すると、またすぐに寝ました。
はっと目が覚めると、ラスベガスの街並みが見えてきました。うとうとしながら、ギラギラ光る街並みを見ているうちに、MGMへ着きました。荷物をみなで降ろし、家に帰ると午前2時を過ぎていました。貴重な経験をさせて頂いた、長い長い一日でした。
今日収録をした『America's got Talent』は、水曜日、7月21日に放映されます。CBAでの収録でしたが、放映はNBSだそうです。