七月九日に蒔いたナスの種、芽が出てきました。二月二十一日に蒔いた種からの芽はまだ小さく、双葉の後、本葉が二枚ほど出ましたが、その後ほとんど成長していません。
今日はテレビの方が来ることになっていたので、早く出掛けることにしました。パージェントと呼ばれるシーンをするみなさんの練習は午後二時半からで、私は四時からの予定でしたが、こういう時は何が起こるか分かりません。お化粧を少しして、ゲイルとエクササイズをしていると、アーティスティック・コーディネイターに呼ばれました。「ほらね。」と私。そして、テレビでは一本と二本をして欲しい、と言われ、二本になるところの曲を伝えられました。聴いてみると、二本をするのはほんの十秒ぐらい。
それから、四時からの通し前に振り付けを考えました。すると、今から通すという時に「とりあえず今は、一本でやってね。」と、今、一本と二本をやって欲しいと言ったばかりのアーティスティック・コーディネイター。しかしその場には、カンパニー・マネージャー、アーティスティック・ディレクターはじめ、たくさんの方が観にいらしていて、私の本当のリハーサルは確かにその後ということでしたが、そこで“とりあえず”やるにはあまりにも錚々たる方々がお集まりでした。さらに、カメラも何台も用意されて…。
私はそこから緊張をし、その後一人のリハーサルで、テレビの方の要求になるべく応えようと気を張っていたのでさらに緊張をし、終わっても腕には変な緊張が残り、精神的には少し疲れてしまいました。「リセット、リセット」。幸い一人のリハーサルが、予定よりも早く終わったので、その後いつものように準備をしていると、だんだんと調子が通常になってきました。
バイグーは、中国人達をまとめるのに、テレビの人達との間に入って相当頑張っていました。疲れているでしょうに、ショーの前にもいつものようにエネルギッシュ。この人は本当に良いなと改めて思いました。
一回目はなんだか緊張をしていました。テレビの方が観ているからかしら、と思いました。でも、テレビの本番ではもっと緊張するでしょうから、今日の緊張を受け止めて、一つの経験にしようと思いました。新しい年齢となっての初めてのショー、どんな一年になるのだろうと考えていました。優しく舞えたので、良かったです。
二回目は、前方の席で写真を撮っているお客様がいらして、その光がとても気になりました。少し苛立っている自分を見、些細なことで気持ちを乱さないように一年を過ごさなくては、と思いました。
今晩のチャリティーショーのリハーサルは、有るとか無いとか連絡が入り乱れましたが、結局、希望者のみということになりました。私は、お誘いがあったので、夜中十二時まで参加をしました。
ステージマネージメントのキャサリンが同じく今日が誕生日で、それを祝うパーティに招待して頂いたので、それから訪ねました。いつもあまり一緒に食事をすることが無いような方々と共に過ごしたひととき。短い時間でしたが、楽しいひとときでした。
気になっていたテーブルをようやく引き取ってもらえることになり、その後届けに行きました。すっきりしました。誕生日の今日、長い一日となりました。
久しぶりに休暇と重ならず、職場で過ごした誕生日。いつもメッセージを電話に送ってくれる友人は、お祝いと共に、今年もどこかに行っているのか尋ねました。ジュリからは、今日が新しい住まいで初めての夜を過ごすことになるとの連絡と共にお祝いのメッセージが送られてきました。プレゼントに頂いたものは、チョコレートが一番多く、しばらくの間楽しめそうです。
今日はMGMに着いた途端に、普段あまり話したことがないバックステージ・テクニシャンの方に何かを言われ、聞き直すと、「今日は誕生日だよね。おめでとう。」と。そこから始まり、どれだけ多くの人に、どれだけ沢山の「ハッピー・バースデイ」を頂いたことでしょう。ショーが始まる前、地下で待機をしていると、バイグーは「ノリコ、今日が誕生日だったよね。おめでとう。」と言いました。いつものように張りのある声で言ったので、そこに居た誰もの耳に入ったのでしょう、仲間が次々に声を掛けてくれました。昨日に引き続き、ライアンは会うたびに声を掛けてくれ、最後には日本語で「オタンジョウビオメデトウ。」と言ってくれました。職場で誕生日を迎えた数年前のあの日の記録は、きっと彼のお蔭で更新されたことと思います。
今日はテレビの方が来ることになっていたので、早く出掛けることにしました。パージェントと呼ばれるシーンをするみなさんの練習は午後二時半からで、私は四時からの予定でしたが、こういう時は何が起こるか分かりません。お化粧を少しして、ゲイルとエクササイズをしていると、アーティスティック・コーディネイターに呼ばれました。「ほらね。」と私。そして、テレビでは一本と二本をして欲しい、と言われ、二本になるところの曲を伝えられました。聴いてみると、二本をするのはほんの十秒ぐらい。
それから、四時からの通し前に振り付けを考えました。すると、今から通すという時に「とりあえず今は、一本でやってね。」と、今、一本と二本をやって欲しいと言ったばかりのアーティスティック・コーディネイター。しかしその場には、カンパニー・マネージャー、アーティスティック・ディレクターはじめ、たくさんの方が観にいらしていて、私の本当のリハーサルは確かにその後ということでしたが、そこで“とりあえず”やるにはあまりにも錚々たる方々がお集まりでした。さらに、カメラも何台も用意されて…。
私はそこから緊張をし、その後一人のリハーサルで、テレビの方の要求になるべく応えようと気を張っていたのでさらに緊張をし、終わっても腕には変な緊張が残り、精神的には少し疲れてしまいました。「リセット、リセット」。幸い一人のリハーサルが、予定よりも早く終わったので、その後いつものように準備をしていると、だんだんと調子が通常になってきました。
バイグーは、中国人達をまとめるのに、テレビの人達との間に入って相当頑張っていました。疲れているでしょうに、ショーの前にもいつものようにエネルギッシュ。この人は本当に良いなと改めて思いました。
一回目はなんだか緊張をしていました。テレビの方が観ているからかしら、と思いました。でも、テレビの本番ではもっと緊張するでしょうから、今日の緊張を受け止めて、一つの経験にしようと思いました。新しい年齢となっての初めてのショー、どんな一年になるのだろうと考えていました。優しく舞えたので、良かったです。
二回目は、前方の席で写真を撮っているお客様がいらして、その光がとても気になりました。少し苛立っている自分を見、些細なことで気持ちを乱さないように一年を過ごさなくては、と思いました。
今晩のチャリティーショーのリハーサルは、有るとか無いとか連絡が入り乱れましたが、結局、希望者のみということになりました。私は、お誘いがあったので、夜中十二時まで参加をしました。
ステージマネージメントのキャサリンが同じく今日が誕生日で、それを祝うパーティに招待して頂いたので、それから訪ねました。いつもあまり一緒に食事をすることが無いような方々と共に過ごしたひととき。短い時間でしたが、楽しいひとときでした。
気になっていたテーブルをようやく引き取ってもらえることになり、その後届けに行きました。すっきりしました。誕生日の今日、長い一日となりました。
久しぶりに休暇と重ならず、職場で過ごした誕生日。いつもメッセージを電話に送ってくれる友人は、お祝いと共に、今年もどこかに行っているのか尋ねました。ジュリからは、今日が新しい住まいで初めての夜を過ごすことになるとの連絡と共にお祝いのメッセージが送られてきました。プレゼントに頂いたものは、チョコレートが一番多く、しばらくの間楽しめそうです。
今日はMGMに着いた途端に、普段あまり話したことがないバックステージ・テクニシャンの方に何かを言われ、聞き直すと、「今日は誕生日だよね。おめでとう。」と。そこから始まり、どれだけ多くの人に、どれだけ沢山の「ハッピー・バースデイ」を頂いたことでしょう。ショーが始まる前、地下で待機をしていると、バイグーは「ノリコ、今日が誕生日だったよね。おめでとう。」と言いました。いつものように張りのある声で言ったので、そこに居た誰もの耳に入ったのでしょう、仲間が次々に声を掛けてくれました。昨日に引き続き、ライアンは会うたびに声を掛けてくれ、最後には日本語で「オタンジョウビオメデトウ。」と言ってくれました。職場で誕生日を迎えた数年前のあの日の記録は、きっと彼のお蔭で更新されたことと思います。