ギャラリー樟楠&あるぴいの銀花ギャラリー日記

作家の紹介から展覧会の様子。 ギャラリーのあるアルピーノ村の季節のお知らせ。

田原良作 彫刻家具展 はじまりました。

2012年02月02日 13時10分24秒 | 企画展・立体
 
 
田原良作さんの彫刻家具展がはじまりました。

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八ヶ岳の麓から届いた田原さんの椅子たちは、
木の強さと柔らかさの両面を感じさせてくれます。

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チークやマホガニーなど、家具を作るのに最適な素材を、更に厳選して
製作されています。今回は、DMのベンチにも使われたウォールナットの
作品が多い感じです。

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日本素材の欅もあります。木目の美しい欅は、足元までしっかりと磨かれています。

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人も目に触れづらい、椅子の裏側なども 丁寧に磨き上げるという
田原さんは、現在73歳。
食道ガンという大病を乗り越えて、製作される家具たちは
多くの方の暮らしや、心を豊かにしてくれています。

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「サインを入れる代わりに」と、テーブルに彫り込んだ彫刻は
思わず手が伸びる 心地良さ。

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ぜひ触れてもらいたい。
 
 
毎回の事ですが、小物も充実しています。

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ガラス作家とコラボした花器も魅力的です。

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木は、緑や花と同じ植物素材、相性がイイのは当たり前ですね。
 
 
会期中の在廊は、土日と最終日。
質問や疑問、分からない事は、何でも聞きましょう。
どんな質問にも しっかりと 笑顔で答えてくれる田原良作さん。
オープンと同時に ご来店してくれた方にも
素敵な笑顔を見せてくれていました。

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多くの方に逢ってもらいたいです。
 
 
 
 田原良作 彫刻家具展
 2012年2月2日(木)~2月13日(月)
 11:00am-18:00pm 2/7(火)休み
 作家在廊日 2/2,4,5,11,12,13 作家HP

  木槌を振る田原良作さんの体は 驚くほど細い。しかし 製作にかける思いは、
 とても太く、大きな樹の幹のようである。
  田原さんの彫刻家具に活きる柔らかな曲線は、見た目だけでなく用を担う美しさ。
 いろんなおしりが スッと滑り込むように落ち着く椅子は、彫刻家として人体を彫り込
 んだからこそ、受ける側の椅子に その曲線を彫れるのだと思う。
  17年間、八ヶ岳にこだました槌音は、今日も良工房から響いている。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


コメント
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